口臭でお困りの方へ、試して欲しい『簡単なこと』<体験談>

 30代半ばの女性です。小さい頃から20代半ばまで、口腔トラブルに悩み続けてきました。まず一つ目に口が臭い、ということ。友人たちに指摘され、からかわれ続けた結果、人前で口を開いて話すのが苦手…そんな引っ込み思案な生徒になってしまいました。また、小学生の頃から頻繁に口内炎が発生し続け、痛みに悶えてばかりいました。食事の時間が苦痛でならないのですが、両親は「早く食べろ!」と怒ってばかり。この恒常的な口腔トラブルのせいで、幼少期はあまりよい思い出がないくらいです。
 厳しく躾けられたので、歯磨きは毎日欠かさずしていました。ですから口の中が不潔だったとは思い難いのです。大学生になり、一人暮らしをするようになるまで、このトラブルは私を悩ませ続けました。
 ある時、ドラッグストアに立ち寄った時のことです。歯ブラシを買おうとして、その品揃えの豊富さにやや立ちすくみました。実家では母親がまとめ買いしていたので、自分で歯ブラシを購入するのは初めてだったのです。ふと、フォルムの美しさからある商品を手に取ると、毛の硬さが「やわらかめ」でした。とりあえず試してみると、これが驚きでした。
 今までに試したことのない、小さなヘッドでした。それは本当に私に合っていたようで、かなり奥のほうまで入って行き、また必要以上に歯茎に接しないのです。また、やわらかい毛が丹念に行き届くため、短時間で口の中が効果的にすっきりした感覚がありました。
 要するに、私の口腔トラブルは「合わない歯ブラシで合わない磨き方をしていた」ことにあったのです。このせいでいくら磨いても効果的にきれいにならず、磨き残した汚れが口臭および口内炎の原因になっていたのでしょう。
 また、時を同じくして始めたアルバイト先で、休憩時に緑茶をふるまわれました。実家ではほうじ茶しか飲まなかったのですが、この緑茶の習慣ができてから、口の中がさらにさっぱりと爽やかになってきたのです。
 こうして、運よく自分に合うタイプの歯ブラシに出会い、緑茶を飲む習慣を身に着けてから、私の口臭および口内炎のトラブルは、嘘のようになくなってしまいました。
 小さなことですが、日常生活の習慣は健康にとって、とても大切な要因であると、強く感じた次第です。

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