矯正歯科で教わった歯周病予防の方法

 私が歯周病を気にするきっかけになったのは二十歳の頃に通い始めた矯正歯科での歯科検診でした。
この矯正歯科は、矯正治療に入る前に歯の健康状態や歯磨きの仕方、食生活に至るまで、とにかく歯に関することはなんでもチェックしていくスタイルで、所謂トータルケアを売りにしているようでした。

そこで最初に行った歯周病の検査(細い金具を歯茎に差し込んで、その深度で歯茎の健康状態をチェックするやつです!)でいくつか歯周病になりかけている歯があると指摘されました。
そこから、まず歯茎を健康に戻す為の方法を実践するよう指示されたので、その内容を詳しく書いていきたいと思います。

 一つ目は歯磨きの仕方です。
使う歯ブラシは、ブラシの頭が小さい子供用のものがいいと聞きました。
そして、歯ブラシは歯に対して下斜め四十五度に当てます。
これは歯茎をマッサージし、また歯と歯茎の間をブラシで掃除する為、ということでした。
ブラッシング方法は小刻みに、優しく動かして歯茎の血行を意識してやると良いそうです。
また歯磨き粉には普通研磨剤が入っているので、私は、佐藤製薬のアセスLという研磨剤なし、天然ハーブ配合の歯磨き粉を、普通の歯磨き粉と分けて(朝はアセス、夜は普通の、という風に)使っています。

 二つ目はデンタルフロスの使用です。
これは歯科でもいわれたことですが、フロスは、これを使うか使わないかで将来的に残る歯の本数が変わってくると言われるくらい大事なものだそうです。
しかし、正しい使い方をしないとその効果は半減してしまいます。

デンタルフロスの正しい使い方はズバリ歯茎の中を擦るということです。
そんなことして大丈夫!? と思われるかもしれませんが、心配はいりません。
最初は歯茎から出血することもあるかもしれませんが、それは歯茎が弱っているからなのです。

健康な歯茎になれば、フロスで擦ったくらいで出血などしないのです。
そして、歯周病菌は歯と歯茎の隙間に溜まります。
これは歯磨きだけでは中々ケアしきれないので、まだデンタルフロスを使っていない方には是非試していただければ、と思います。

 以上が私が実践している歯周病予防の方法です。
歯は毎日使うものなので中々、一朝一夕に健康な状態になる! ということは難しいかもしれません。
しかし、毎日のちょっとしたケアを心がけるだけで予防は可能ですし、歯の健康状態を知ることで、些細な変化にも気がつきやすくなります。

Y?S 男性 二十八歳

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