ある日、なんとなく自分の吐く息が臭うような気がしました。
口の前に手を当てて、そこに息を吐いて何度もかいでみましたが、はっきりと臭うわけでもないけど、やっぱり変な臭がします。「これは口臭というやつだ！」と思いました。
それから人と会って話をするときも、匂いが相手にも気が付かれているのでは？と気が気ではありませんでした。
口臭対策として歯磨きも念入りに時間を掛けてするようになりました。でも、それでもときどき自分の吐く息がどうも臭うのです。
そのうちに歯磨きをしている時に気が付いたのですが、ある一本の歯が怪しい感じだなぁと気が付きました。どうやら虫歯になっているようなのです。臭いの発生源はその歯からのようでした。
私は歯医者が苦手なのですが、ちゃんと歯医者で虫歯を見てもらうかどうか、かなり悩んだのですが、意を決して歯医者に行くことにしました。ちゃんとした口臭対策を取らねばいけないと思ったからでした。
案の定、口臭の原因は気になっていた歯からでした。虫歯が進行して神経が腐っていると先生に言われました。腐っているので神経を取り除き、また歯の穴をふさぐ処置をすることになりました。
何度か治療に通い、腐った歯の神経を取ったおかげで口臭はしなくなりました。とっても嬉しかったです。
人と話をするときも気にしなくて済むし、とっても快適な生活となりました。それまでのブルーな気持ちが消えました！口臭一つで気分が１８０度変わったのです。
これからはちゃんと歯医者に通うことを決意いたしました。
ペンネーム・よしこ 女 ４２歳
