歯が伸びた? 歯茎が下がった? それって歯周病だった<体験談>

30代後半になってからのことですが、鏡で歯を見ると、どうも前歯が伸びたような気がするのです。
乳歯ではあるまいし、まさか永久歯が成長することはないと思っていましたが、なんか以前の歯と見え方が違うのです。
そのうちに歯茎との境目の部分が、冷たいものを飲食したときにしみるようになってきました。
虫歯になっては行けないと歯ブラシで念入りに磨いてみるのですが、よくなりません。

歯科医院で症状を話し診察をしてもらうと、歯周病との事でした。
加齢や歯の磨き過ぎによって、歯茎が下がってしまい、歯との間に小さなすき間ができてしまったのです。
そこに細菌が繁殖して歯と歯茎に影響を与えていたようです。
歯科衛生士の人に正しい磨き方を教えてもらいました。
軽い力で歯ブラシを横に振動させるようにして磨いてくれました。
今まで私はずいぶん乱暴な磨き方をしていたものだなと初めて気が付きました。
それに、歯と歯のすき間に恥ずかしいほどたくさんの食べかすが詰まっていて、これをデンタルフロスや歯間ブラシで取ればいいということも教えてもらいました。

その後は丁寧な歯磨きを心がけ、歯間ブラシを使ってできるだけ口の中を清潔に保つようにしています。
50代での今でも、歯周病はそれ以上ひどくはなりませんが、治る気配はありません。
歯科医師はある程度の年齢以上の人はみんなそうですからと、大して気にする風もありません。

背が伸びたように見える歯と背が縮んだように見える歯茎は相変わらずですが、これ以上歯周病を悪化させないように、歯のケアを続けていくつもりです。

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