歯周病、歯肉炎の原因はあれだった<体験談>

長いこと、歯茎のトラブルに悩まされていました。
歯を磨いていると、すぐに歯茎から血が出て、テレビCMでよく見るあの「熟れたトマト」とのような歯茎になっている部分もありました。
この歯肉炎は、歯周病の始まりなのでしょう。

両親が共に歯槽膿漏で若いうちから総入れ歯になり、これは遺伝だから私も歯槽膿漏になっても仕方がない、という言われ方をしていました。
歯槽膿漏になると、口臭もきつくなるようで、特に母親は口臭対策に余念がありません。
仕事でマスクをしているために自分の口臭が特に気になるようで、出かける前はマウスウォッシュで、外出しているときは、口臭予防のガムを噛んだりして、常に口臭を予防しています。

その姿を見て、やはり歯槽膿漏なんてなりたくないなという気持ちがあり、歯磨き粉も虫歯対策の物より歯肉炎・歯周病予防に特化したものを選んでいます。

ある時、子供の歯磨きチェックに歯垢染色液という磨き残しがないかをチェックする赤い液体を買いました。
赤い液体で子供の磨き残しをチェックした後、そうだ自分でもやってみようと思い、あえて普段と同じように歯を磨いてから、歯垢染色液で口をゆすいでみました。
すると、衝撃の事実が発覚したのです。
歯全体は磨き残しはないようで、きれいな真っ白になっているのに対し、歯と歯茎の境目、いわゆる歯周ポケットだけ真っ赤に染まっているのでした。
ということは、今まで何十年もしっかり磨いていたつもりが、歯周ポケットは全くきれいになっていなかったということ。
だから、すぐにばい菌が入り、歯肉炎になっていたのでした。
それからというもの、歯を磨く時は歯ブラシの角度を変えたりして、歯周ポケットの汚れもしっかり落とすようにしています。今では、歯茎から血が出るということもほとんどありません。

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