歯周病はどうやって治療していく?歯周病の段階に合わせた治療内容

「歯周病」という言葉はメディアでもよく取り上げられており近頃よく耳にしますね。

また、スーパーやドラックストアでは、歯周病に効く歯磨き粉、うがい薬、歯ブラシなど、いろいろなメーカーからたくさんの種類の商品が揃い並んでいます。

しかし、実際に歯周病になってしまった場合歯医者さんでは、いったいどのようにして治療していくのでしょうか?

そんな疑問を今回は、歯周病の進行の程度、軽度から中程度、重度の3つに分けて説明していきます。

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第一段階 軽度の歯周病

歯と歯の間の歯茎が赤く丸みを帯びて腫れ、歯ブラシで出血します。

歯を支えている歯茎の下の骨に異常は見られない、歯茎のみに炎症が見られる状態です。

これは、歯と歯茎の境目の汚れ、プラークと呼ばれるものが原因です。

プラークは細菌の塊です。歯周病原菌によって歯茎が腫れているので、歯磨きをしっかりすると1週間から2週間程度で治癒します。歯医者さんでの治療は、歯と歯茎の境目、またはその上に出来た歯石(プラークの石灰化したもの)を除去してクリーニングを行います。

また毎日の歯ブラシによって改善してくるので必要に応じて歯ブラシの仕方の指導も受ける場合があるでしょう。

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第二段階 中度の歯周病

軽度よりも歯茎の腫れ、出血が多く、歯を支えている骨は、溶け始めている状態です。

軽度の歯周病との大きな違いは、炎症が歯茎のみならず骨に及んでいることです。

歯と歯茎の境目の隙間(歯周ポケット)が大きく、歯石(プラークが石灰化したもの)が歯茎の中にまで付着しています。

歯が少しぐらぐらと動くのを感じたり、歯周ポケットから膿が出たり、固いものが食べにくくなります。

また、口臭もしてきます。

中度の歯周病は、歯周ポケットが深くなっている為、歯ブラシの毛先が届かずセルフケアでは治ることは難しいです。

歯医者さんでの治療は、歯茎の中に付いた歯石の除去です。中度の歯周病ですと、歯周ポケットの中に黒く固い歯石が付着しています。

ポケットの中ということは歯茎の中の方まで器具を入れて綺麗にしなければならないので、そのまましてしまうと痛みを伴います。

したがって、麻酔をして汚れを落としていきます。

この場合も、軽度と同様毎日のセルフケアがとても大切です。汚れを取った後、歯茎が引き締まってポケットが小さくなるまでには時間がかかります。

その間にまた汚れが入り込んでしまってはまた同じ状況に戻ってしまう為に、毎日しっかり歯ブラシすることが大切です。

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第三段階 重度の歯周病

重度の歯周病になると、歯茎はブヨブヨと腫れ、触っただけで出血したり、膿が出たりします。

また、強い口臭もあります。歯を支えている骨は、かなり溶けてしまっている為、歯がぐらぐらと動いている状態です。

治療としては、麻酔をして歯茎を切開して歯の根についた汚れを除去し、歯茎を縫い合わせます。

縫い合わせ方などは、その症例によって違ってきます。

また、最悪の場合は、抜歯になります。中程度から重度の歯周病になると、治った後歯茎がひきしまることで、歯茎が退縮してしまうので、歯がしみたり、歯が長く見えたりすることがあります。

歯周病の治療が終わり、良くなった後も再発しないよう十分なケアが必要です。

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まとめ

歯周病は、とても怖い病気です。

症状が出た時には、かなり進行してしまっている場合がほとんどです。

ただ、毎日の歯磨きや生活習慣を変えることで、予防は可能です。

あなたの歯茎は大丈夫ですか?まずは、毎日の歯磨きを丁寧にして、歯医者さんに定期的に通い、早期発見をして適切な治療を行いましょう。

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