口臭の原因「濃栓」(臭い玉)は、病院で除去してもらおう

人間なら誰もが気になる「口臭」ですが、病気以外の原因として、「濃栓(臭い玉)」も挙げられています。
名前的にも嫌なものですが、聞きなれない名前でもあり、臭い玉の存在を知っている人も少ないと思います。
そこで、今回は口臭最大の原因「臭い玉」について、お話したいと思います。

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■「臭い玉」って何?

臭い玉は別名「濃栓」とも言われており、扁桃腺付近に出来るピーナッツの欠片のような固形物の事を言います。
大きさは1ミリ~数センチと人によって大きさは異なり、育ち具合も人それぞれです。
この臭い玉「濃栓」というものは、細菌と白血球の死骸で、色は乳白色が健全な濃栓の色と言われています。

臭い玉「濃栓」自体に味はありませんが、誤ってかみ砕いてしまったりすると、口の中に悪臭が広がり、大変なことになります

■臭い玉「濃栓」はどうやって生成されるの?

扁桃腺の周辺にはいくつか穴が開いているのですが、その穴に細菌や白血球の死骸や食べかすなどが入り込み、それらが組み合わさり臭い玉「濃栓」が出来上がります。ですが、臭い玉「濃栓」自体は病気ではなく、誰にでもあるものなので心配する必要はありません。

■臭い玉「濃栓」はどうやって除去するの?

濃栓は自分でも簡単に取ることができますが、自分で除去した場合、扁桃腺を痛めてしまったり、傷つけてしまう可能性があります
無理に自分で取ろうとせずに、病院で除去してもらいましょう。濃栓を除去する時は、耳鼻咽喉科に行きましょう。

除去方法は、吸引と洗浄といった簡単なものであり、痛みを伴うこともありません。
ですがこれは一時的な処置であり、濃栓自体は自然と生成されるため、できるたびに病院で除去しなければなりません。
除去費用は保険が適用されるため、数百円程度となっています。

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■濃栓対策でできること

濃栓は自然とできるものなので、全くできないようにすることはできません。ですが、生成を少なくすることはできます。

【歯磨きはきちんと毎日すること】
歯磨きは当たり前のようであり、意外とできていないものです。
朝と就寝前の人もいれば、毎食後しっかり磨く人もいます。
濃栓自体が食べかすなどが原因ということもあり、歯磨きをきちんとすることで生成を遅らせることができます

【体調管理に気を付けること】
風邪をひくということは、喉に細菌を送る行為になりますから、当然濃栓ができやすくなってしまいます。
風邪ばかりひいていると、通常より濃栓ができやすくなってしまうため、口臭が常に気になってしまうという状態になります。
そのため、体調管理をきちんとし、風邪をひきにくい体をつくることによって、ある程度濃栓の生成を抑えることができます

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■まとめ

臭い玉「濃栓」は、一時的に口臭ケアで臭いを抑えることはできますが、もって数時間といったところです。
ですから、耳鼻咽喉科できちんと除去してもらい、自分も他人も清々しい気持ちで会話ができるのが一番だと思います。
自分で除去することはリスクが高いため、あまりおすすめはしません。

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