歯石取りって痛いの? 歯石除去をしてもらう前に知っておきたいポイント

歯石取りをしなければとは思ってはいるけれど、痛いのが嫌、どうやってとるの?など不安でなかなか歯医者に行けていないなんていう方は、意外と多いのではないのでしょうか。
やはり、歯医者さんが好きな人は少ないですよね。
そんな方のために、今回は歯石除去をしてもらう前に知っておきたい4つのポイントについてご紹介します

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■歯石とは

そもそも、歯石とは何なのでしょうか。
歯石とは、プラークや血液が石灰化され固くなったものです。
歯石は無機質でそのものは無害です。
しかし、歯石の構造は、チーズのように小さな穴が無数にあいており、そこが細菌の住処となってしまい、細菌の宝庫となってしまいます。
そのために、歯石は細菌の塊ですので除去する必要があるのです。

■歯石はどうやってとるの?

歯石取りには、大きく二通りあります。
まずは、手用のスケーラーやキュレットという先に刃のついた器具を使う方法です。
これらは、歯石付着の部位によって使い分けて歯石を取り除いていきます。
歯科衛生士の指や手の力を使って、少しずつ丁寧に除去します。
固く沢山の歯石がついている場合は、かなり力がかかります。

次に、超音波スケーラーです。
字のごとく、超音波の出るスケーラーです。
これは、超音波の振動で歯石を壊して取っていくものになります。
振動だけでは、痛みを伴い熱も発生してしまうので、水も一緒に出ます。
こちらは、キーンとした振動を感じるでしょう。

どちらを使うかは、歯石取りをする歯科衛生士の判断によります。
どちらも、歯石を取るという目的は同じです。
超音波の方は、振動が嫌、また知覚過敏のある方は、しみることもあるでしょう。

手用のスケーラーの場合は、振動はありませんが、場合によっては力がかかる為顎が疲れることもあるでしょう。
どちらが良い、悪いということはありませんが、超音波スケーラーの方が、短時間で効率的に除去することが可能です。

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■歯石取りは痛い??

歯石取りは、痛いと思っている方、実はそうとは限りません。
歯石がほとんど付着していないような場合、まず痛みも出血もありません。
むしろ気持ちいと感じる方も多くいらっしゃいます。

では、どんな方が痛みを感じるのでしょうか。

それは、歯石がたくさん付着していることで歯茎が炎症し腫れている場合です。
歯石は付着してから長時間経過すると固くなります。
固い歯石の除去には、ある程度の力が必要になります。

また、歯石の付いた歯茎は、炎症が強く歯石を取るとほぼ必ず出血します。

皮膚に、長期間ばんそうこうを貼ると、肌が赤くなったりただれたりしませんか?
歯茎も、長期間歯石という異物が付着することで炎症してしまうのです。
しかも、その異物は細菌の塊です。その細菌は歯茎に悪い影響を与えてしまいます。

■歯石除去後のケアも大切!

歯石そのものは、歯ブラシなどご自身で除去することは不可能です。
しかし、炎症した歯茎はある程度自分で治すことが可能です。
歯石が付着している以上、完全に治すことはできませんが、正しい歯磨きで歯茎の炎症を最小限に抑えることは可能なのです。

歯茎を優しく丁寧に磨きましょう。

出血しても問題ありません。
炎症のある証拠です。
悪い血はしっかり出すように、血が出ても丁寧に磨いてみましょう。
出血が治まってきたころに歯医者さんに行って歯石を取ってもらうと、痛みは軽減されるはずです。

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■まとめ

歯石除去後は、再付着しないように毎日丁寧なブラッシングを習慣づけましょう。
また1年に1回から2回以上、定期的に歯石取りをするのが理想です。
そうすることで、歯周病予防ができますし、歯石が沢山つく前に歯石を取ることになるので、痛みなく歯石を取ってもらうことができるでしょう。

歯石は、百害あって一利なしです。怖がらず、早めに歯医者さんへ行きましょう。

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