生葉液薬は歯周病や歯槽膿漏にどれくらいの効果があるの?

生葉液薬とは、殺菌効果などの効能をもつ天然成分を配合した液状薬です。
この薬は、歯茎に直接塗りこんで使います。
生葉液薬は、歯周病や歯槽膿漏などの改善や進行の防止に効果が期待できます。
市販されているので、家庭での歯周病対策のひとつとしてこの薬を使うといいでしょう。

ただ生葉液薬の効果を過信することは禁物です。
この薬を使用するだけでは、歯周病を確実に防ぐことはできません。
歯周病をしっかりと予防するには、丁寧なブラッシングによるプラークコントロールが不可欠です。

進行した歯周病や歯槽膿漏は、生葉液薬では治癒させることはできません。
重度の歯周病の場合は、歯科医のもとでより専門的な治療を受けることが必要です。

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■生葉液薬とはどんなものか?

生葉液薬とは、天然成分が豊富に配合された液状薬です。
殺菌、抗炎症、抗菌、歯肉組織修復などの作用をもつ成分が含まれています。
現在市販されている生葉液薬の代表的な成分はヒノキオチールです。
ヒノキオチールには高い抗菌、殺菌作用があります。

生葉液薬の使用方法はかんたんです。
炎症をおこしたり、赤くなったりしている歯肉部分に、生葉液薬を含ませた綿棒をあてます。
有効成分はすみやかに吸収され、歯肉の炎症や細菌の繁殖抑制に短時間で効果をあらわします。

気になる箇所に直接塗りつけることができるため、気になる箇所をピンポイントで治したいときにこの薬はとても効果的です。

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■生葉液薬で歯周病や歯槽膿漏を予防できる?

生葉液薬を正しく使うと、歯周病や歯槽膿漏を予防することができます。

ただし生葉液薬だけを使っても、歯肉トラブルを防ぐ効果はあまりみられません。
歯周病や歯槽膿漏を予防するには、歯磨きをしっかりと済ませたあとで生葉液薬を使うことが大切です。

生葉液薬を塗る前に、細毛歯ブラシやフロスなどを使って歯と歯茎を清潔にしておくようにしましょう。
とくに意識しておきたいのは、歯の根元周辺や歯周ポケットのなかの歯垢を掻きだしておくです。
清潔にした歯茎に薬剤を塗ることで、生葉液薬の有効成分は効果を発揮します。

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■歯周病や歯槽膿漏の治療に生葉液薬は効果がある?

歯周病や歯槽膿漏は、生葉液薬だけでは治療できません。
進行した歯周病や、歯根がぐらぐらしている重度の歯槽膿漏を治療するには、歯科医による専門的な治療が必要となります。

生葉液薬が治療効果を発揮できるのは、軽度の歯周病、または歯周病になってしまう前の歯肉炎です。
こうした経い歯肉トラブルなら、ブラッシングと生葉液薬だけでも痛みなどの症状を沈静させることはできます。

ただ歯周病は、自覚のないうちに進行することもある疾患です。
歯茎の痛みや赤みは消えているのに、症状は進んでいたということもめずらしくありません。

歯周病に一度かかってしまったら、ホームケアだけでは十分な治療はできないことは覚えておきましょう。
自宅で生葉液薬の使用を根気よく続けながら、歯科を定期的に受診して歯と歯肉のチェックを受けることが大切です。

■まとめ

殺菌、抗炎作用のある生葉液薬は、歯肉のトラブルに効果があります。
とくに歯周病や歯槽膿漏の予防にこの薬は有効です。
使い方はかんたんなので、ホームケアのひとつとして生葉液薬を取り入れるといいでしょう。

ただ進行した歯周病や歯槽膿漏の治療には、生葉液薬も十分ではありません。
この場合は歯科で治療を受ける必要があります。

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