本当は怖い?口内炎の基礎知識と病気との関連性

口内炎はできると沁みたり痛かったりと辛い思いをしますが、通常は1週間から2週間程度で治る病気です。
口内炎とは、口内にできる炎症の総称です。
炎症なので様々な原因がありますが、一般的な原因は細菌やウィルスです。

しかし、その他にもアレルギーや自分自身の免疫に攻撃されたことによって発生する自己免疫疾患の場合もあります。
また、2週間以上治癒しない場合や、同じ個所に繰り返しできるような場合には別の原因が考えられ、怖い病気のサインである場合も!
今回は、口内炎のさまざまな症状や原因についてお話ししましょう。

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■口内炎が長引く場合に懸念される病気

口内炎は通常1週間から2週間ほどで治癒しますが、2週間を超えても治らなかったり、再発を繰り返したりする場合は別な原因が考えられます。

その一つに、口内にできる口腔がんがあります。
癌なので、一度できてしまうと治らず進行していきます。
口内からリンパ節に転移してしまうと全身に転移する可能性が出てきますので、早期発見と早期治療が必要になります。

口内炎にしこりを感じるとともに微熱や便通の乱れが生じる場合には口腔がんの可能性もありますので、早めに専門の医師に診察してもらうことが大事です。
特に発生率が高いがんに舌がんがあります。
舌に口内炎ができた上にしこりがある場合には医師に相談しましょう。

また、口内炎と間違われる病気に白板症があります。
舌に白色の苔状のものが出来る病気です。
この病気は治らないので、口内炎が長引いたと思う要因になりますので、2週間以上の口内の異常は医師に相談することが大事です。

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■口内炎が再発を繰り返したり一部に集中してできたりする場合

何度も繰り返し発生する場合は、ベーチェット病という自己免疫疾患が考えられます。

自己免疫疾患とは、自身の免疫が自分の身体を攻撃しだすことで起こる、原因がよくわかっていない病気です。
多くは口内炎から始まり、目など身体の様々な部位を攻撃して様々な症状を引き起こす怖い病気です。

また、一か所に集中して発生する場合は、白血病の疑いがあり、白血病で免疫力が低下したために発生した可能性があります。
白血病も癌の一種ですので、口内炎は口腔癌と白血病という恐ろしい病気の予兆となっています。

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■その他に懸念される病気

その他、糖尿病の患者も口内炎ができやすいと言われています。

糖尿病の方は、歯周病になりやすく、歯周病が悪化しやすいという特徴があります。
歯周病は糖尿病の合併症と言われていますので、糖尿病により口内環境が悪化してしまう恐れがあります。
また、糖尿病になると免疫力が低下するので、口内環境の悪化と免疫力の低下により、口内炎にかかりやすくなります。

■まとめ

口内炎は口内にできる炎症ですが、実は恐ろしい病気のサインである場合もあります。

通常では1週間から2週間程度で治癒してしまいますが、2週間以上治らない場合や、再発を繰り返す場合には、癌などの恐ろしい病気の可能性もありますので、専門に医師に診察いただくことをおすすめいたします。

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