朝目覚めたときに歯がむずかゆい?それって咬合性外傷かもしれません!

歯がむずむずする。歯が痛いけど虫歯じゃなさそう。
そんなときに、疑ってほしいのがこれ。
咬合性外傷です。

今回は咬合性外傷について、概要を学んでいきましょう。

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■咬合性外傷ってなに?

咬合性外傷は名前の通り、咬合(噛むこと)によって起こる外傷のことです。
噛む力によって歯周組織に負担がかかって起こります。

咬合性外傷は次の二種類に分けることができます。

【1】一次性咬合性外傷
これは、健康な歯周組織に強い力がかかることで起こる外傷です。
強い力は、普通ははぎしりなど特殊な噛む癖によって発生します。

【2】二次性咬合性外傷
これは、歯周炎などにより歯周組織が弱っているときに普通の力がかかることによって起こる外傷です。

健康な歯周組織では、なんらかの過度な力がかからない限り起こりませんが、弱った歯周組織には普通の生活における力でも過剰な負担となってしまうんですね!

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■どんな症状が出るの?

咬合性外傷では、どんな症状が出るのでしょうか?

軽いものでは、表題にあるように歯のかゆみ・むずむず感を感じます。
これがだんだんひどくなると、痛んできたり歯が浮いたような感覚を持ったり、最終的には歯が折れてしまったりします。
他にも知覚過敏や、噛むことは全身にも影響するので頭痛などが出てくることもあります。

ちょっと怖いですね。
歯が折れるともうどうにもなりません・・・。
そこまでの状況になる前に色々な症状が出るはずなので、早めに受診することをおすすめします。

他の疾患でも同じような症状が出るものはたくさんあります。
その鑑別のためにも歯医者に行って診てもらいましょう。

■咬合性外傷は治療できる?

答えは、「治すというより予防。治らないものもある」です。

一時性咬合外傷は、過度な力が原因でしたね。
だから、この過度な力を取り除くことでひどくなるのを予防したり、外傷を治したりできます。

その手段としては、
噛み合わせの調整(歯を削るなど)・マウスピース装着・歯科矯正治療
などがあります。

二次性咬合性外傷は、歯周疾患で歯ぐきが弱っていることが原因でしたね。
そこで、歯周疾患(歯周病)の治療が肝心です。

しかし、歯周病は進行を止めることはできても、もとの状態に戻ることはありません。
また、一度歯槽骨が溶けてしまうとなかなか治すのは困難です。
治療(予防)としては、徹底したオーラルケアしかありません。
また、歯医者で早期に対策することも必要です。

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■まとめ

一時性咬合性外傷の場合は、歯医者に行ってなんらかの処置を施してもらうことが必要です。
二次性咬合性外傷の場合は、予防が肝心でしたね。ひどくなってしまうと元の戻すことは難しいのです。日ごろから歯周病を予防するためにしっかり歯磨きをしましょう。

なんだか、歯がむずがゆいな・・・
そう感じた時点で、まず歯医者に行き、咬合性外傷が原因なのかどうか調べてみることが大切です。

歯は一度なくなれば、もう戻ってくることはありません。貴重なんです。
歯が折れたり、歯の周りの骨が溶けたりしないように注意しておきましょう!

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