噛み合わせが悪と、虫歯になりやすい、顎関節症になりやすいなど、さまざまな弊害が出てくることは、ご存じの方も多いでしょう。
では、噛み合わせが悪いとエイジングが進みやすく、老けて見えるケースもあるということはご存じですか?
今回は、さまざまな噛み合わせトラブルについてお話ししましょう。
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■噛み合わせとは?
そもそも、良い噛み合わせとはどのようなものなのでしょうか。
左右奥歯がしっかりと均等に噛むことができ、噛む力や筋肉も均等の状態が理想です。
しかし、歯ぎしりや食いしばりのクセ、加齢などで、歯がすり減ったり、歯茎がやせたり、歯を失ったり、噛む筋肉が弱まったりしていくと、噛み合わせは徐々に変化していきます。
どちらか一方しかかみ合っていなかったり、噛み合わせが深すぎたり浅すぎたり、何らかの原因で歯が減ってしまい噛み合わせが極端に変化してしまった場合などは注意が必要です。
■噛み合わせが悪いとどんなことが起こる?
では、噛み合わせが悪いことで、どのような変化や弊害が起こるのでしょうか。
- 虫歯や歯周病になりやすくなる。
歯と歯は噛みあうことや、頬や舌がぶつかることである程度自然と汚れが取り除かれています。
噛み合わせが悪くなると、その作用が働かず歯が汚れた状態になり、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
また歯と歯が極端に強く噛みあう事で、歯が揺さぶられ歯周病の進行を早めてしまうこともあります。 - 頭痛や肩こりになりやすい。
噛むときに使う筋肉は、側頭筋という頭の横、耳の横にある筋肉、広頸筋いう肩や首につながっている筋肉と連動しています。
噛み合わせが悪いと、これらの筋肉が緊張状態となり、頭痛や肩こりを引き起こします。 - 顔がゆがむことで老けて見える
顔は、表情筋や口輪筋などたくさんの筋肉があります。
噛み合わせが悪いと、これらの筋肉が左右均等に使う事が出来なかったり、左右どちらか一方だけの片噛みばかりしてしまうことで、顔の筋肉の厚さに左右差が出てしまい、顔のゆがみの原因になってしまいます。
また、口輪筋という唇の周りをぐるっと囲っている筋肉がつかわれないと、口元のしわが増えてしまい、その結果実年齢よりも老けて見えるという事も十分に考えられます。
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■どうすれば良い?
では、どうすれば良いのでしょうか。
歯並びの悪さからくる噛み合わせの悪さであれば、歯科矯正がお勧めです。
頭痛や肩こりのある方は、歯ぎしりや食いしばりが原因なら、マウスピースを使用するだけで改善される場合もあります。
咬み合わせがよくなって顔の筋肉をバランスよく使えるようになると、さまざまな不調が改善され、見た目が若返る可能性もあります。
■まとめ
いかがでしたか?
噛み合わせが悪いことで起こる、体への悪影響は数多く考えられます。
噛み合わせが悪いからと言って、必ずしも老けて見える、どんどん老けてしまうというわけではありません。
しかし気になる方は、ぜひ一度歯医者さんに相談してみましょう。