笑うと歯茎が見える「ガミースマイル」って治すべき?

ガミースマイルってご存じですか?
笑ったときに歯茎が大きく見えてしまう状態のことで、海外セレブの間では、笑っても歯茎が見えないように矯正するのがごく一般的だとか。
日本人の感覚としては、ピンクの健康的な歯茎なら多少見えてもいいような気がしますけどね。。。
実は、ガミースマイルは口臭の原因となる可能性もあるそうです。
今回は、その理由や治療法についてご紹介します。

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■上の歯だけを見せて笑うのが必須条件

ガミースマイルは、「歯と歯茎の溝」から「上唇と歯茎の接合部分」までが長く、上唇が過剰に上がってしまうために、歯茎が大きく剥き出しになって起こります。

歯茎が大きく露出すると、歯も大きく出っ張って見えます。
必ずしもガミースマイル=出っ歯というわけではないのですが、同じような印象を与えることを気にして、「思いっきり笑えない」という悩みを抱える人も多いようです。

しかし、見た目よりも問題なのは、ガミースマイルだと口臭がきつくなりやすいということ。
歯茎の露出が大きいと、口内が乾きやすくなり、口臭の原因菌が増殖しやすくなってしまうのです。

では、ガミースマイルを治すにはどうしたらいいのでしょう?

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■治す方法は、大きく分けて4つ

歯医者さんで行われるガミースマイルの治療法は、以下の3つに大きく分けられます。
❶歯列矯正で治す
矯正様のインプラントと歯の表面につけるブラケット矯正で、上顎の歯を歯茎のほうに移動させ、歯茎が見える部分を少なくする方法です。

❷歯列矯正をして、なおかつセラミックで覆う
歯列矯正だけでは不十分な場合、あるいは歯が咬耗などで短くなっている場合は、セラミックで歯を覆い、歯茎の高さに合った歯の形にします。
すると、必然的に歯茎が見える面積が減るというわけです。

❸外科手術で治す
前歯の骨の出っ張りが強すぎる場合、歯茎を切り、骨を切除することによって骨を後退させる方法もあります。

❹ボトックス注射で治す
歯科ではあまり行いませんが、唇の内側を縫ったり、筋肉を切断して唇が動く範囲を減らす方法や、ボトックス注射で唇の動きを抑える方法もあります。
歯茎が見える面積や骨格の形にもよって効果の出方は異なりますが、30〜40分程度で終了するため、比較的人気の高い方法です。

■実は、舌の位置も重要!

ガミースマイルやそれによる口臭は、ただ表情筋を鍛えて口の開き方を工夫するだけでも、軽減される場合があります。
また、口呼吸のクセがある人は、鼻呼吸にかえるだけでも口臭が改善されます。
ますは、表情筋トレーニングや呼吸法の改善を試してみましょう。
それでダメな場合や、口が乾いて閉じにくい、どうしても口臭が気になるという人は、口臭の先にある歯周病を予防するためにも、一度お医者さんに相談してみましょう。
歯科、審美歯科、美容外科のいずれを選ぶかで治療法や費用も異なってきます。
複数のクリニックでセカンドオピニオンを受けて、納得のいく治療法を選択しましょう!

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