口臭チェッカーってどうなの?実際に使ってみました!

成人の約8割が自分の口臭に不安を持っていると言われています。
そんな中、このところネット通販などで密かに人気を集めているのが、口臭チェッカーです。
でも、これって本当に口臭を正確に測定できるのでしょうか?
気になる方は、購入前にぜひご一読を!

<関連記事>歯周病予防・口臭予防の薬用マスティック&アロマの効果は?口コミ・評判は?

■歯磨きの臭いにも反応するし、よくわからない!?

口臭が気になるけど、自分ではわからないし、家族や友人に「私、臭ってる?」と聞くのも気がひけますよね。
そこで、密かに人気を集めているのが、息を吹きかけるだけで口臭レベルを測定できる口臭チェッカーです。
ポケットサイズでお値段も2,000円弱と、あまりにもお手頃なのですが、本当に信頼できるものなのか、疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?

そこで、論より証拠と私もひとつ購入してみました!
選んだのは、タニタの「ブレスチェッカー HC-212S」。

ペンタイプでデザインもシンプル。
息を吹きかけて約5秒で、口臭レベルが0〜5の6段階の数値とイラストで表示されます。

0……口臭は感じません
1……弱い口臭を感じます
2……口臭を感じます
3……強い口臭を感じる時があります
4……強い口臭を感じます
5……非常に強い口臭を感じます

で実際に測ってみた結果はどうかというと……
確かに、ニンニクを食べた後やお酒を飲んだときに測ると、如実にレベル4や5になるのですが、数値が出るのですが、食後は誰でも口臭レベルが上がって当たり前。
気になるのは、食後よりも誰かと会うときや、仕事中などですよね。

そこで、食間に測ってみると…
ふだんはレベル1〜2の間をウロウロ。
コーヒーを飲むとレベ3くらいに上がるし、歯磨きをした直後は決まってレベル4になります。

レベル1なら安心できるのか、レベル2だと人に「臭う」と気づかれるのかも、よくわからないし、歯磨きの臭いにも反応してしまうようです。

<関連広告>Care&Cureのクリスタルローズ

■口臭チェッカーはどんな臭いを検知する?

いったいどういう仕組みなんだろう?とよく説明書を呼んでみると、
「呼気中の口臭の主成分を総合的にはかっています」とある一方で、「歯磨き後は10分以上経過してから測るように」との注意書きがありました。
また、「においが充満している場所」「空気が汚れている場所」などで測るのは避けるようにという注意書きも…。

要するに、口臭だけでなく、揮発性の臭い物質はすべて検知してしまうようです。

個人的には、ふだん自分が心配していたほど酷い口臭レベルではなかったため、ちょっと安心したものの、やはり「実際にそばにいる人が、強い臭いを感じているか?」を知る目安になる程度。

それでも、どんなものを食べると口臭がきつくなるか、食後何時間くらいで口臭がきつくなるかといったパターンを知る上では、参考になりそうです。

<関連広告>健康茶なのにおいしい万能茶・粋

■あまり悩まず、気軽に楽しみながら使うのがベスト!

医療用の口臭気測定器は、50〜200万円するそうですから、やはり2000円弱の口臭チェッカーに高い精度を期待するのは難しそうです。
しかし、「いつも臭っていないかと不安」な人は、客観的な指標として購入してみるのもいいかもしれませんね。

最近は、自分の口臭は酷いと思い込んだり、ちょっとした口臭を必要以上に気にする心因性の「自臭症」に悩む人も多いそうですが、気にしすぎると人間関係や社会生活に悪影響を及ぼしかねません。

そもそも、臭いの感じ方はあくまで主観的なものです。
「好きな人の臭いはあまり気にならないのに、嫌いな人だととても気になる」「イライラするときには特に気になる」というように、気分によっても感じ方はかなり違ってきます。

しっかり口腔ケアをしていれば、口臭はそれほど怖いものではないはずです。
口臭チェッカーを使うとしても、チェック結果に一喜一憂せず、口臭レベルの目安のひとつとして、気軽に楽しみながら使用するようにしましょう!

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

トップへ戻る