教えて!アゴが痛いときの対処法

「朝起きるとアゴが痛い・・・」「アゴがカクカクなって動かなくなった・・・」
こんな症状でお困りの方は顎関節症かもしれません。
特に20〜30代の女性がかかりやすく、最大の原因はストレスだといわれています。
軽度であればセルフケアが非常に有効なので、ぜひ知っておきましょう。

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■顎関節症ってどんな病気?

顎関節というのは非常に特殊な関節で、顎の骨と頭の骨の間にクッションである関節円板を持つ関節として知られています。
この関節円板のおかげで顎の関節は滑らかな開口運動(口を開ける運動)と滑走運動(顎を前の方向に動かす運動)を行うことができるのですが、実はこの動きの複雑さが原因となって関節にトラブルが起こりやすくなっているのです。

この関節のトラブルの代表が顎関節症です。
顎の周囲にある筋肉などの組織に炎症が起こってしまったり、顎の内部にある関節円板が前の方向にずれてしまうことで関節の動きに異常が出てきます。
一番多く見られるのは関節円板の移動でこれによりクリッキングという顎の音の異常や顎の異常な摩擦音などのさまざまな不快な症状が出てきます。

このような顎関節症の原因である筋肉の炎症や関節円板の移動の主な原因は特定されておらず、現在多くの方が顎関節症に困っていると言われています。
原因は明らかになっていませんが、特に若い女性に多く見られます。
症状に気がついたらすぐに歯科医院や口腔外科に相談するようにしましょう。

■顎ストレッチの方法を知っておこう!

顎関節症はその原因がはっきりとは解明されておらず、治療法も確立されていません。
しかし、治療自体は決して難しいものではなく、自然治癒でも3分の1の人が治るといわれています。
また、軽いものであればセルフケアによる改善が可能です。
顎関節症にかかっている人は、顎の筋肉が緊張している状態にあります。
ストレッチをしてほぐしてあげましょう。
【顎ストレッチ】
※注意!:口が開かないときは、決して無理をしないこと!痛みがある場合はストレッチをせず安静にしておきましょう。

  1. 人差し指、中指、薬指の3本が入るくらいに口をあけ、そのまま15秒キープ
  2. 顎を前に突き出して15秒キープ
  3. 顎をひっこめて15秒キープ
  4. 口を右によせて15秒キープ
  5. 口を左によせて15秒キープ

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■歯医者さんでの治療

歯科医院で行う治療は、鎮痛剤などの痛み止めの治療や筋肉の緊張を解きほぐす治療が一般的で、場合によってはマウスピースを作成して治療にあたります。

また、噛み合わせに問題がある場合、根本的には歯科治療のやり直しが必要な場合もあります。
顎関節そのものに問題がある場合は、手術で治療することもあります。
痛みがひどい場合、なかなか治らない場合は歯科医院で相談をしてみましょう。

■頬杖をつくなど、悪いクセを治そう!

顎関節症は日常生活での予防も大切です。
頬杖をつく、唇を噛む、無意識に歯を食いしばっているなどということはありませんか?
また、食事のときに片方の顎だけで噛んだり、横を向いてテレビを見ながら食べたりしていませんか?
寝ている時に顎を下にして寝ているだけで筋肉に異常な緊張が加わってしまうこともあります。

こうした悪い生活習慣を意識的に改善していきましょう。
精神的ストレスも大きな要因のひとつです。
忙しくてもゆっくりリラックスできる時間をつくるなどして、心身の緊張をときほぐす工夫をしましょう。

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