アフタ性口内炎って何? 普通の口内炎と違うの?

口内炎にもさまざまなタイプがあることをご存じですか?
一度口内炎になるとひどい場合には1週間も2週間も症状が続いてしまい、食事のたびに痛みや不快感が襲ってくるので多くの方も困った経験があるかもしれません。
口内炎には実はさまざまな種類がありますが、おそらく大半の方が経験されたのがアフタ性口内炎です。
このアフタ性口内炎の原因・予防・対策についてお話ししましょう。

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■口内炎の種類

口内炎は口の粘膜や歯茎に炎症がおこる病気でほとんどの口内炎の症状として
口の中の腫れ
口の中の痛み
食事がしみる
などの症状が起こります。
でも、一口に口内炎といっても症状や原因はさまざまで、大きく以下の4種類に分けられます。

●アフタ性口内炎
アフタ性口内炎は最も一般的な口内炎で、炎症している周囲が白っぽくくぼみ、痛みを伴います。

●カタル性口内炎
カタル性口内炎はお口の中の傷口に細菌が繁殖する事で起こる口内炎で、強い炎症が起こり、赤い斑点やsじほう、ヒビ割れなどの症状がみられます

●ヘルペス性口内炎
乳幼児に多い口内炎で、ヘルペスウイルスが感染する事で起こるお口の炎症です。
感染してからある程度の潜伏期間を経て起こる口内炎で、高熱が続き、しばらくして水疱ができ、痛みを感じ始めます。
ヘルペスウイルスは体内に潜伏するため、大人になってからも体調不良のたびにぶり返す事が知られています。

●カンジダ性口内炎
カンジダ真菌というカビの仲間が感染する事で起こる口内炎。
お口の中に白い膜が張ったような炎症がおこる事が特徴です。
体調を崩してしまい免疫機能が低下した時におこるのが特徴で、鵞口瘡という病名で知られています。

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■疲れや栄養不良、ストレスが原因で起こりやすいのは、アフタ性口内炎

アフタ性口内炎と他の口内炎との違いは、免疫力の低下が主な要因であるということ。
そのため、栄養不良、ストレス、睡眠不足、女性の場合はホルモンバランスの乱れなど、ちょっとした体調不良で発症しやすくなります。
また、風邪や胃腸炎などが引き金となることもあります。

ブラッシングや咀嚼などで口内に傷ができ、細菌に感染することでも悪化しやすいので、アフタ性口内炎ができている間は、炎症部分に刺激が加わらないように注意するとともに、歯磨き粉も刺激の強いものは避けたほうがよいでしょう。

十分に休養をとり、心身にストレスをため込まないことや、ビタミンB群を補給するのも大切な予防・改善法のひとつです。

■アフタ性口内炎は薬で治療できる

通常は、1〜2週間で治りますが、それまでは痛みが強く、食事をしたり水を飲んだりするたびに痛みに悩まされますよね。
そんなときには、市販薬も使用するのもよいのですが、できるだけ早く治したい場合には病院で薬を処方してもらいましょう。

病院では、主に炎症を抑える作用のあるステロイド外用薬が処方されます。
ステロイド薬を使うのは副作用が心配になってしまう方もいるかもしれませんが、お口の表面に塗るだけの薬であればほとんど副作用を心配する必要なく薬を使うことができます。

また、歯科医院ではレーザー治療が行われる場合もあります。
患部にレーザーを照射して焼くことで痛みが楽になり、個人差はありますが1日で痛みが解消される人もいます。
ただし、これには保険が効きません。
痛みが強くて今すぐにでも治したい!という人は、歯医者さんに相談してみましょう。

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