日本でも「ラミネートベニア」をする人は多いの?デメリットは?

「ラミネートベニア」という名前をご存知でしょうか。
ラミネートベニアとは、歯を白くするための審美歯科で、海外セレブの間でよく行われています。
海外では比較的ポピュラーなラミネートベニアですが、日本でも行う人は多いのでしょうか。
ラミネートベニアは、一般的なホワイトニングとどのように違うのでしょう。
メリットやデメリットと併せて説明します。

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■ラミネートベニアの治療法

ラミネートベニアは、歯の表面を覆っているエナメル質をごく薄く削り、セラミックのプレートを貼り付ける治療です。
女性がよく行うネイルチップのような感じといえばわかりやすいかもしれません。
歯の色や歯と歯の間の隙間が気になる方、また前歯の大きさが左右で違い気になる人にとって有効な治療法です。
特にテトラサイクリン系の抗生物質を長年服用した方は、副作用として歯がグレーっぽく黒ずんだり濃い黄色に変色してしまいます。
この変色は通常のホワイトニングでは白くなりません。
このような方にとって、ラミネートベニアはとても有効な治療と言えます。
通院回数も2回と少なくて済みます。

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■ラミネートベニアのメリット

ラミネートベニアのメリットは、削る歯の量が少なくて済むことです。
ラミネートベニアが普及する前は、歯を大きく削ってセラミッククラウンを被せる方法が主流でした。
しかしこの方法は、歯をたくさん削らなくてはいけないという最大のデメリットが問題となっていました。
これに比べてラミネートベニアは、エナメル質の範囲内を薄く削るため、大きな影響はあまり出ないと考えられます。
またホワイトニングと違い、白さが後戻りしません。
通常のメンテナンスなどは必要ですが、セラミックは素材的に汚れが着きにくいため、白さをキープすることができます。
歯と歯の間に隙間があり、気になる方にもラミネートベニアは適応可能です。
また少しなら歯の大きさや形状を変えることが可能なため、自分の好みにあった歯の形に形成できます。
そしてわずかな歯並びの治療なら、矯正治療に比べて費用も期間も大幅に抑えることができます。

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■ラミネートベニアのデメリット

ラミネートベニアの最大のデメリットは、歯を削ることです。
健康な歯を削ることに大きなリスクを抱えることが否めません。
わずかであっても歯を削ることは、将来的に考えて虫歯になる可能性を作り出してしまうとも言えます。
削る部分はエナメル質の範囲内ですが、わずか数ミリ削りすぎてしまうことにより、象牙質まで削られてしまう危険があります。
象牙質はやわらかく、内部に神経が通っているため痛みを感じることがあり、最悪の場合神経を抜かなければいけない場合もあります。

そして、ラミネートベニアを行った歯に何らかのトラブルが生じたときは、治療法として歯をある程度削り、クラウンを被せる方法を取ることが多いと思われます。
歯を削ることでさらに虫歯のリスクが高まり、残念なことに将来的に歯を失ってしまう可能性も出てきてしまうのです。

また歯ぎしりや食いしばりの習慣がある人は、セラミックが割れてしまう可能性があります。

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■まとめ

海外ではポピュラーなラミネートベニアですが、日本では取り扱われているものの海外ほど積極的に行われているようではありません。
ひとつには、日本の歯科業界が「歯を削らないことが自分の歯を守ること」という予防治療に方向性を定めているからと言えます。

ホワイトニングでも不可能な白い歯を得ることができるラミネートベニア。
もちろんメリットもありますが、歯を削る量が少ないとはいえ、ラミネートベニア行うためには健康な歯を削ることになります。
歯を削る代償は計り知れません。
またどんなに美しいセラミックを貼り付けても、天然の歯にはかなわないということを常に念頭に置いてください。
ラミネートベニア治療を行うときは、実績と経験が豊富な歯科医師を探さなければいけません。
今後のことをよく考えて、後悔のない結論を出してくださいね。

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