重曹歯磨きは危険!? 重曹のメリットとデメリットを知っておこう!

市販の歯磨きを使わず、重曹で歯磨きをする人が増えているようです。
歯が白くなる、虫歯や歯周病の予防にもいいという噂は本当なんでしょうか?
いったいどうして重曹歯磨きが効果的なのか、リスクはないのか、そのあたりのことを探ってみました!

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■重曹とは?

重曹とは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)のこと。
料理や掃除、洗濯にも使えて何かと便利なので常備している人も多いでしょう。
100円ショップなどでも販売されていて、安価なのもありがたいですね。
では、なぜ歯磨き剤として注目されるのでしょう?

虫歯は酸で歯がとける病態です。
その点、重曹は弱アルカリ性の性質を持っているため、酸性を中和する働きがあります。
に傾いた口内を中和する働きがあります。
そのため、虫歯予防や口臭予防によいと言われているわけです。

また、重曹は粒子が細かく水に溶けにくいため、クレンザーや研磨剤としても使えます。
歯のホワイトニングに効果的と言われるのは、そのため。
研磨剤入りの歯磨きと同様、歯の表面に付着した黄ばみを削り落とすのに効果的というわけです。

料理に使われるくらいですから、身体に悪いものではなさそうですが、歯磨きに使って本当に大丈夫なのでしょうか?

■塩分に注意!

重曹をお口に含むと、「しょっぱい」と感じるはず。
重曹=炭酸水素ナトリウムはとても強い塩の仲間なので、実は塩分が高いのです。
そのため、大量に使用すると塩分過多になってしまう可能性があります。
くれぐれも、飲み込まないようにしましょう。

特に、厳しい塩分制限を指導されている高血圧や糖尿病の人、妊婦さんなどは十分に注意しましょう。

■研磨力が強すぎる!?

研磨剤入りの歯磨きに関しては、「歯がツルツルになる」「ホワイトニング効果が得られる」と言われる一方、「歯や歯茎を傷つけてしまう」と賛否両論ありますよね。

ステインのような歯にこびりついた着色汚れは削り落とすしかないのですが、エナメル質が薄くなったりはがれ落ちてしまうと、知覚過敏や虫歯の原因になります。
研磨剤入りの歯磨きがよくないと言われる理由も、ここにあります。

重曹は歯磨き剤に含まれる研磨剤よりも粒子が大きめなので、私たち人間の歯にはちょっとキツ過ぎるかも。
台所のレンジのガンコな汚れ落としにも使われるくらいですから、それで歯を磨いたらどうなるか・・・想像できますよね。

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■重曹歯磨きを安全に行うコツは?

重曹を使って歯磨きをすると、口内がスッキリして歯もツルツルになります。
しかし、歯と歯茎の健康のためには、少なくとも、歯ブラシに直接重曹をつけてゴシゴシ磨くのは避けたほうがよいでしょう。

重曹を使った歯磨き剤の作り方は、重曹と水を混ぜる、グリセリンを混ぜる、ハチミツを混ぜるなどさまざまです。
歯に直接粉をつけるよりは口内へのダメージは少ないかもしれませんが、1日に何回も使用したり、毎日使用するのはオススメできません。
重曹歯磨きは、週に1度程度にしましょう。

また、重曹にも、食用・薬用・清掃用などがあり、成分はほとんど同じなのですが、製法や純度が異なります。
お口に含むのであれば、食用か薬用を選びましょう。

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■重曹歯磨きより手軽で安全な「重曹うがい」

重曹で歯磨きをするのは不安・・・という人は、重曹を入れた水でうがいをするのもよいでしょう。

500mlのペットボトルに、小さじ1杯弱を入れて、お口に含みクチュクチュとうがいをするだけ。
虫歯・歯周病・口臭の予防、舌苔除去などに効果的です。

ただし、これも毎日行うのはやり過ぎ。
せいぜい週に2〜3回にしておきましょう。

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■まとめ

重曹はお口のケアに効果的です。
でも、使い方によっては歯や歯茎を傷つける可能性も。
また、塩分過多になる可能性もあります。
使用法に注意して、より効果的に安全に使用しましょう。

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