痛み止めを飲んでも歯痛が治まらないのはなぜ?

歯が痛くなって痛み止めを飲んだのに、ちっとも効かなかったという経験をしたことはありませんか?
歯痛は原因によって痛み止めが効果的なものと、そうでないものがあるようです。
では、どんな場合に効かないのか、そんなときはどうすればいいのか、ご紹介します!

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■痛み止めが効かないの原因とは?

歯痛は、痛みが激しいと、自分ではどこが痛いのかわからなくなってしまうことも多いですよね。
ひと口に歯痛といっても原因はさまざまです。
まず考えたいのは、肩こりやストレス、副鼻腔炎など、歯科意外の疾患で歯に痛みを感じているのではないか、ということ。
こういう場合は、自分では痛みの原因を特定するのが難しくなります。

本当に歯科的な問題がある場合、残念ながら歯痛の場合は薬では治まらないケースも少なくありません。
そんな場合は主に以下の4つの原因が考えられます。
・骨の内部に膿がたまっている
歯を治療して神経を取った場合、その空洞部分に細菌が繁殖し、歯根の先の骨の部分に膿がたまってしまうことがあります。
こういう場合、いくら痛み止めを飲んでも、膿の圧力は下がりませんから、痛みは止まりません。

・歯茎に膿がたまっている
虫歯や歯周病を放置していると、歯茎煮膿がたまることがあります。
こういう場合、やはり膿を出さないと痛みはなかなか治まりません。

・噛み合わせが悪くなって、歯と歯が強くぶつかっている
虫歯や歯周病が進行すると、歯が浮いた状態になって噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。
すると、歯と歯が強くぶつかったり、歯が歯茎に押し込まれてしまい、虫歯や歯周病の部分を刺激して、よけいに激しく痛むことがあります。
この場合も、噛み合わせを改善しない限り痛みは軽減しにくいでしょう。

・虫歯が進行して神経に到達している
虫歯を放置していると、進行して神経にまで達し、突然激しい痛みを感じることがあります。
この場合、痛み止めの効果が長く続かず、すぐに痛みが再発してしまうことがあります。

<関連広告>あなたの口臭は大丈夫ですか?

■すぐに歯医者さんに行けないときは?

これらの場合、一刻も早く歯医者さんに行って、膿を取る、神経を取るといった適切な処置をしてもらうのが一番です。
でも、急には予約がとれず、すぐに受診できないこともありますよね。
治療を受けるまでの間、痛みを少しでも抑えたいというときは、応急処置として以下を試してみましょう。

・うがいや歯磨きをする
虫歯にものがつまっていると、その刺激で余計に痛みが悪化します。
うがいや歯磨きをして、できる範囲で取り除くようにしましょう。
うがいをするならしみないよう、冷たい水ではなくぬるま湯で。
歯茎が腫れているときは、歯ブラシで歯と歯茎の境目の汚れをかき出し、しっかりゆすぐようにしましょう。

・冷やしすぎない
一見して顔が腫れているような場合、患部を冷やすことで炎症を抑えることができます。しかし、冷やしすぎると血流が悪化して患部が硬くなってしまい、炎症が治まっても腫れが残ることがあります。
冷やしすぎないように注意しましょう。

・歯を噛みしめない
炎症しているときは、噛むことでさらに炎症が悪化し、痛みが激しくなります。
できるだけ歯を噛み合わせないように注意しましょう。

<関連広告>精密審美歯科センター

■まとめ

以上のような応急処置を行っても痛みが緩和されないときは、応急処置の限界を超えた痛みということです。
突然痛み出すといっても、必ずその前に軽い痛みがあったり、違和感を感じたりと、何らかの兆候があるはずです。
やはり、痛み止めが効かないほど悪化する前に、早めに受診することがもっとも大切です。
特に痛みがなくても、定期検診を欠かさないようにしましょう。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

トップへ戻る