銀歯とセラミック、どちらを選ぶ?それぞれのメリット・デメリットを比較研究!

詰め物が取れたとき、銀歯にするかセラミックにするか迷ったことはありませんか?
見た目的にはセラミックのほうがよいけれど、料金はやはり高め。
そこで、それぞれのメリットとデメリットを探ってみました。
迷ったときの参考にしてください!

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■銀歯のメリットとデメリットとは?

銀歯は金属なので耐久性があり、他の素材に比べて長持ちします。
しかも、保険が適用されるので料金もリーズナブル。
これは、大きなメリットですよね。

一方、白い歯の中に銀歯があると目立ってしまうのが大きなデメリットのひとつ。
大きく口をあけて笑ったり、歌ったりできないという悩みを持っている人も多いでしょう。
でも、銀歯のデメリットはそれだけではありません。
見た目以外の主なデメリットは以下の2つです。

・虫歯になりやすい
昔治療した歯が痛くなってきた、虫歯になってしまったという経験がある人は多いでしょう。
実は、大人の虫歯の多くは、歯と銀歯のすき間にできます。
銀歯は天然の歯とくっつきにくいため、セメントや接着剤などですき間を埋めています。
それが、徐々に溶け出してすき間ができると、そこに細菌が入り込んで虫歯になってしまうのです。
こればかりは、いくら丁寧に歯を磨いていても防ぎようがありません。
そのため、銀歯にすると、再治療のたびに自分の歯が小さく削られていき、神経を抜かざるを得なくなり、最終的に歯を失ってしまう原因になってしまうのです。

・アレルギーや歯茎が変色する可能性がある
また、銀歯は金属ですから割れたり欠けたりする心配はあまりありませんが、金属の成分が溶け出して、歯や歯茎が黒ずんでしまう可能性があります。
また、中には金属アレルギーを起こしてしまう人もいます。

現在、日本人の成人の銀歯保有率は7割以上だと言われています。
しかし、こうした銀歯の問題点が注目されるようになってからは、銀歯以外の選択肢を選ぶ人が増えているのです。

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■セラミックのメリット・デメリットとは?

銀歯以外の選択肢には、以下のようなものがあります。

・コンポジットレジン(プラスチック)
銀歯の代わりにプラスチックを使う方法です。
保険診療ですが、強度が弱いためかぶせ物にはできず、詰め物(レジン)にしかできません。
しかも、時間の経過とともに変色してしまうのも難点です。

・金歯
銀歯に比べると金属アレルギーにはなりにくいのですが、料金は高め。
また、銀歯と同様、白い歯の中ではキラリと目立ってしまいます。

・セラミック(あるいはハイブリッドセラミック)
セラミックは天然歯に近い仕上がりになりますし、ほとんど変色もしません。
銀歯と違って、セメントがセラミックの内部にまで入り込むため、歯と一体化しやすく、すき間から細菌が入る心配もないため、銀歯よりは虫歯になりにくいと言えるでしょう。

こういうとメリットばかりのようですが、セラミックにもデメリットはあります。
まず、保険が適用されないため、高額になるということ。
詰め物かかぶせ物かによっても大きく異なりますが、一般的に1本5〜15万円くらい。
数本となると負担がかなり大きくなりますね。

また、セラミックは強く噛みしめたり、歯ぎしりをすることによって、欠けてりまう可能性があるのも、デメリットのひとつ。
噛む力が強い人、噛み合わせが悪い人の場合、何度治療をしても破損してしまうというケースもあります。

そこで、セラミックとレジンという樹脂素材を組み合わせたハイブリッドセラミックや、金属の土台にセラミックを貼り付けたかぶせ物などを使用するケースも増えているようです。
これらは、見た目はセラミックに近くて料金は比較的安いのですが、虫歯やアレルギーのリスクは覚悟しなければならないでしょう。

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■まとめ

見た目で選ぶか、耐久性で選ぶか、料金で選ぶか。
悩ましいところではありますが、実際には少なくとも前歯だけはオールセラミックにするという人が増えているのだとか。
若いうちは、どうしても料金が大きなポイントになってきますが、再治療のリスクを考えると、高くてもオールセラミックのほうが結局お得だと考える人が多いのかもしれませんね。
セラミックは、自然な歯よりも硬質なため、周囲の歯や、噛み合う歯に負担をかけることもあります。
見た目だけでなく、自分の歯の全体的なコンディションも考えながら賢い選択をしたいものです。

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