いびきは、歯医者さんで治せる!?

ある調査によれば、既婚女性の8割は、夫のいびきに悩まされているそうです。
そのせいか、いびきをかくのは男性というイメージが強いのですが、最近はいびきをかく女性が増加傾向にあるのだとか。
人に相談しにくい悩みだけに放置している人が多いのですが、いびきは歯医者さんで治療可能です。
今回は、歯医者さんでのいびき治療についてご紹介します。

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■いびきはなぜかくの?治療すべき?

いびきの原因はさまざまです。
・肥満
・鼻のつまり
・口呼吸
・扁桃腺や口蓋垂(のどちんこ)の肥大
・ホルモンバランスの異常
・顎の小ささ
・噛み合わせの悪さ
・飲酒
・老化による衰え
・ストレス

しかし、原因が何であれ、いびきとは「上気道が狭くなったときの、呼吸にともなう雑音」です。
現代人に多いのは、肥満や疲労、飲酒などによって気道が狭くなり、いびきをかいてしまうケース。
特に睡眠中は全身の筋肉がゆるむため、顎や舌の筋肉もゆるんで下へ落ち、気道がふさがりやすくなります。

気道がふさがりかけているということは呼吸が苦しくなっているわけですから、眠りが浅くなったり、途中で覚醒して眠りの質が低下し、昼間の眠気や集中力の低下を招きます。

いびきは自分では気づかないケースが多いのですが、家族やパートナーに指摘されると、それ自体がストレスになってしまうこともありますよね。

また、大きいいびきを習慣的にかいている場合、睡眠時に呼吸が止まってしまい、最悪の場合は生命に危険をおよぼす「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性もあります。

つまり、いびきは健康を維持する上でも、正常な社会生活を送る上でも、軽視できない問題といえるでしょう。
習慣的に続くようなら「たかがいびき」と思わず、治療を検討してみてはいかがでしょう?

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■どこで治療する?歯医者さん選びのポイントは?

家族やパートナーに「いびきがうるさい」と指摘されても、どうすればいいのか、何科を受診すればいいのかわからず、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

いびきの根本的な治療には、耳鼻咽喉科や呼吸器科、口腔外科の領域をはじめ、脳神経、自律神経、アレルギー、など、複数の診療科にわたる専門知識が必要になります。
そこで、効率的な治療を行う上で、「いびき外来」を設ける病院も増えてきました。

近くに「いびき外来」がない場合、耳鼻咽喉科を受診するのが一般的ですが、歯科でも治療を受けることができます。

特に、口呼吸のクセがある人、ドライマウスが気になっている人、歯ぎしりの習慣がある人は、まず歯科に相談してみてください。
できれば、歯科の中でも以下のような条件を備えている歯医者さんを探してみましょう。

・口腔外科を併設している
・耳鼻咽喉科をはじめとする「医科」との連携がとれている
・睡眠時無呼吸症候群の治療にも積極的

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■歯科的治療「スリープスプリント」とは?

歯医者さんでは、「スリープスプリント」と呼ばれるマウスピースの装用による治療が一般的です。
これは、患者さんの歯型に合わせたオーダーメイドのマウスピースで、睡眠中に装着することで、下顎が上顎よりも少し前に出るように固定したり、舌が喉のほうに落ちてしまわないように押さえたりして気道を確保し、いびきの改善を目指します。

このスリープスプリントは軽くてコンパクトなので、出張や旅行の際の持ち運びも簡単。
手軽に装着できて、高い効果を期待できるということで、近年とても注目されている治療法のひとつです。
また、耳鼻科などの紹介状があれば保険が適用され、6000〜7000円程度で治療できます。

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■まとめ

いびきは、肥満や高血圧、高脂血症や糖尿病といった生活習慣病との関連も指摘されています。
また、睡眠時無呼吸症候群など、怖い病気が隠れている場合もあります。
歯医者さんで気軽に始められるマウスピース治療(スリープスプリント治療)で改善できればうれしいですよね。
気になる方は早めに歯医者さんに相談してみましょう。

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