歯周病予防にいい成分たっぷり。「ぬか漬け」をもっと食べよう!

ヨーグルトが歯周病予防にいいという話は、よく知られています。
では、同じ発酵食品の漬物も歯周病予防によい食品だということ、ご存じですか?
日本の伝統的食品・漬物には、身体だけでなくお口の健康にとっても効果的!
その理由をご紹介しましょう。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■なぜ、歯周病予防には乳酸菌がいいと言われるの?

まずは、なぜ、ヨーグルトが歯周病予防によいと言われるのか、その理由について考えてみましょう。
お口の中には、数百種類の細菌、約60億個が棲んでいます。
その中には、善玉菌もいれば悪玉菌もいて、いつも勢力争いが繰り広げられています。
この勢力争いに悪玉菌が勝って悪玉菌優性の口内環境になると、口臭や虫歯、歯周病の原因になってしまいます。

とはいえ、私たちの身体には、自らを守るチカラが備わっています。
たとえば、唾液。
唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、潤したりして、歯垢がつくられにくい口内環境を作る働きがあります。
また、抗菌・殺菌作用を持つ物質が豊富に含まれていて、悪玉菌をやっつけてくれます。
乳酸菌もそのひとつなのですが、唾液に含まれる唾液の分泌量は30代をピークに減少していき、それとともに乳酸菌の量も減少します。
そこで、ヨーグルトをはじめとする乳酸菌を含む食べ物が注目されているわけです。

<関連広告>歯周病専門薬用プロポリスハミガキ【プロポデンタル】お試しセットが1,500円!

■ヨーグルトを食べれば、歯周病予防できる?

ただし、ヨーグルトに含まれている乳酸菌にもさまざまな種類があり、ヨーグルトならなんでも歯周病予防に効果的というわけではありません。
今のところ、歯周病菌を抑制する働きが確認されているのは、
・LS1菌
・L8020菌
・ロイテリ菌

などです。
残念ながら、これらは市販されているヨーグルトにはほとんど含まれていません。

もちろん、ヨーグルトを食べて腸内環境がよくなれば、全身の免疫力がアップし、歯周病に負けない身体づくりには役立ちます。
ただ、歯周病菌に直接的にアプローチするのであれば、ヨーグルトを食べるより、これらを含むサプリメントやタブレットなどで摂るほうがよいでしょう。

<関連広告>【フジッコ】カスピ海ヨーグルト

■「ぬか漬け」には、歯垢を作りにくくする働きがある!?

ところが最近になって、同じ発酵食品でもヨーグルトではなく漬物、それも「ぬか漬け」に歯周病を予防する働きがあることがわかってきました。

歯周病にならないためには、細菌の塊=歯垢をためないことが何よりも重要です。
唾液の中も乳酸菌がいて、歯垢を作る原因菌の働きを抑える物質=バクテリオシンを作ることがわかっているのですが、このバクテリオシンと同じ働きをする物質が、ぬか漬けを作る時のぬか床から発見されたのです。
その名は、「ヌカシン」
つまり、ぬか漬けを食べれば、このヌカシンの働きによって、歯垢が作られるのを抑制できるかも!というわけです。

ぬか漬けもヨーグルトと同じ発酵食品ですから、腸内環境を整えて、全身の免疫力を高める働きも期待できます。

ぬか漬けを食べれば、歯垢ができるのを抑えられ、なおかつ全身免疫という視点からも歯周病を予防できるというわけです。

<関連広告>なたまめ柿渋歯磨き

■まとめ

最近は、日本人の漬物離れが進んでいると言われています。
特に、若い人たちの中には、ぬか漬けの臭いが苦手な人も多いようです。
しかし、乳酸菌にも動物由来のもの、植物由来のものがあり、両方をバランスよく摂ることが大切です。
身体の健康のためにも、歯周病予防のためにも、ヨーグルトばかりではなく漬物、特にヌカシンたっぷりのぬか漬けをしっかり食べるようにしましょう。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

トップへ戻る