抜歯後の回復を早めるには? 抜歯後の食事や生活の基礎知識

抜歯はできるだけ避けたいものですよね。
でも、虫歯や歯周病でどうしても回復がのぞめないとき、親知らずがトラブルを起こしているときなど、どうしても抜歯せざるを得ないことがあります。
今回は、抜歯前・後の注意点について、まとめてみました!

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■抜歯前に気をつけることは?

術後に麻酔が切れた後は、どうしても痛みや炎症が生じます。
スムーズな回復のためにも、前日は飲酒などを控えて体調を整え、十分な睡眠をとっておきましょう。
また、抜歯後はすぐに食事ができません。
空腹なまま抜歯をすると、術後に気分が悪くなってしまう可能性もありますから、1時間前までには食事をすませておきましょう。

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■抜歯後は「ドライソケット」に要注意!

抜歯後は、出血が止まれば食事をすることが可能です。
しかし、麻酔が効いたままだと、熱いもの、辛いモノがわかりにくいだけでなく、舌や頬の内側などを噛んで口の中を傷つけてしまう可能性があります。
飲食をするなら、完全に麻酔が切れてからにしましょう。

ただし、抜歯後は、血の塊がゼリー状のかさぶたになっています。
これを、「血餅(けっぺい)」と呼びます。

また、抜歯後、血餅がうまくつくられなかったり、はがれたりして、骨が露出してしまった状態のことを、「ドライソケット」といいます。
抜歯後すぐに激しいうがいをしたり、食事をしたりしてドライソケットになってしまうと、ズキズキした激しい痛みを感じます。
また、無意識に舌で触れたり、指や歯ブラシでいじったりすると、血餅がなかなか形成されず、回復が遅れてしまいます。

そこで、抜歯後は、あまり噛まなくてもよいゼリーやプリン、おかゆ、煮物など、やわらかくて消化のよいものを食べるようにし、できるだけ安静にしましょう。
もし、2〜3日たっても痛みが消えない場合は、医師に相談しましょう。

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■お風呂はぬるめのシャワー。運動も控えめに

傷がしっかりと治るまでには1カ月近くかかります。
時間がたつにつれ、穴は徐々にふさがっていきますが、出血がおさまっても、傷が痛んだり、感染したりする可能性があります。
血行をよくしすぎないよう、長風呂や激しい運動、飲酒は控えましょう。
お風呂はぬるめのシャワーにし、睡眠をしっかりとるようにしましょう。

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■冷やしすぎは考えもの

冷やすと痛みがやわらぎますが、冷やしすぎると、血行不良や循環不良をまねき、組織が固まってしまってかえって回復が「遅くなることがあります。
また、冷やすことで痛みが増すこともあります。
抜歯後は、できるだけ冷やさないようおすすめします。
痛みをやわらげたければ、処方された鎮痛剤などを使用するようにしましょう。

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■翌日からの食事は?

抜歯後数日間は、できるだけやわらかいもの、刺激の少ないものを食べるようにしましょう。
また、ゴマなどの小さな食べ物が、ドライソケットに入り込んでしまうと痛みにつながります。
抜歯後しばらくは、歯磨きもしにくいので、口をゆすぐだけで食べカスを落とせるような食べ物を選ぶようにしましょう。

積極的にとりたいのは、ビタミンA、B群、Cなどのビタミンや、免疫力を応援する亜鉛などです。
しかし、回復するまでは無理に栄養を摂ろうとするより、お口の安静のほうが重要です。
野菜ジュース、卵丼、シチューやスープ、味噌汁や豆腐など、やわらかくて栄養豊富なメニューを選ぶようにしましょう。

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