あなたは大丈夫?現代人が「味オンチ」になる二大原因とは?

「何を食べても薄味だと感じる」「濃い味付けでないと食べた気がしない」ということはありませんか?
最近、こうした味覚トラブルを抱える人が増えています。
味がよくわからないと、美味しいものを食べる楽しみも半減します。
また、塩分過多になりやすく、健康にもよくありません。
そこで、現代人に多い味覚トラブルの原因と解消法をご紹介しましょう!

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■味を感じるしくみを知ろう!

鏡で舌の表面を見てみてください。
ザラザラした突起がたくさんありますよね。
この突起は、舌乳頭と呼ばれるもので、その突起の側面には、味を感知する「味蕾」という組織がズラリと並んでいます。

では、味蕾はどうやって味を感知するのでしょう?
ひとつひとつの味蕾は花のつぼみのような形をしていて、その先っぽが食べ物の味物質をキャッチする「受容体」になっています。
実は、味蕾の受容体がキャッチできるのは、イオン化された味物質だけです。
食品中の味物質は、食品を歯で細かく砕き、さらに唾液と混ぜ合わせてこそ、「イオン化」されて溶け出してきます。
なので、よく噛むこと、唾液とたっぷり混ぜ合わせることが、味を楽しむ条件となります。

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■現代人が味オンチになる理由①よく噛まないので、唾液量が少ない

もうおわかりですね?
よく噛んで、唾液をたっぷり出さないと、せっかくの美味しさを十分に楽しむことができません。
また、いったん味蕾の「受容体」にくっついた味物質は、唾液で洗い流さないと、次の味をキャッチすることができないのですが、唾液の量が少ないと、味蕾の「受容体」を洗い流すこともできません。

ところが、柔らかいものばかり食べていると、噛む回数が減り、唾液も十分に分泌されません。
これが、現代人が味オンチに陥りやすい原因のひとつなのです。

もし、舌が真っ白い苔のような「舌苔」でおおわれているようなら、唾液の分泌量が不足しているか、舌苔の中で細菌やカビが大繁殖している可能性があります。
そのままでは何を食べても本来の美味しさを味わうことができないし、口臭の原因にもなります。
舌ブラシなどで舌苔のお掃除をするとともに、よく噛んで食べる習慣を身につけましょう。

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■現代人が味オンチになる理由②亜鉛不足

味蕾細胞は新陳代謝がとても活発で、約1カ月周期で生まれ変わっています。
ところが、そのために不可欠なミネラル「亜鉛」は、日本人が不足しがちな栄養素のひとつです。
亜鉛は牡蠣や煮干し、牛肉、レバー、木の実などに多く含まれているのですが、あなたは日常的にこれらの食べ物を食べていますか?

また、加工食品に含まれている食品添加物の中には、ポリリン酸NA、フィチン酸などのように、亜鉛を体外に排泄させたり、吸収を阻害したりする働きがあるものがあります。
特に気をつけたいのは、スナック菓子などのジャンクフードやインスタント食品、菓子パンなどです。
これらを常食している人も、亜鉛不足に陥りやすいと言えるでしょう。

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■まとめ

いかがですか?
あまりよく噛まないことや亜鉛不足が、現代人が味オンチになりやすい二大原因です。
そうでなくとも、味蕾は加齢とともに減少していきます。
すると、味覚が衰えていくだけでなく、新しい味を覚えることが徐々に難しくなっていきます。
美味しいものを美味しく味わいたければ、ぜひ、味覚オンチを改善できるよう生活習慣を見直してみましょう!

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