生理前のお口の不調を何とかしたい!女性だけの歯周病予防法

生理前になると歯茎が腫れる、歯茎から出血するということはありませんか?
女性ホルモンのバランスが乱れやすい時期は、歯周病のリスクがぐっと高まります。
そこで、適切なセルフケアと改善すべき生活習慣をご紹介します。
いつまでも若々しい口元をキープするためにも、歯周病をしっかり予防しましょう。

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■生理前は炎症促進成分泌される!?

生理前に起こる不調=PMS(月経前症候群)といえば、イライラや肌荒れ、頭痛や腹痛、腰痛などがよく知られています。
歯痛もそのひとつ。

女性は生理になる直前から、子宮の収縮を促進して血液を排出するため、プロスタグランジンという物質が多く分泌されるようになります。
このプロスタグランジンは、痛みを増強する物質で、下腹部痛などの生理痛の原因となるだけでなく、歯痛の原因にもなります。

また、歯周病菌の中には、女性ホルモンを栄養源として活性化するものもあるため、生理中は歯肉炎を起こしやすくなります。

ふだんはまったく気にならない程度の初期虫歯や歯周病が、生理になると急に痛み出すこともありますし、他のPMS症状によって体力を消耗し、免疫力が低下して炎症反応が強く出てしまうこともあります。

このように、生理前になると、さまざまな条件が重なって、歯痛や歯肉炎が発症・悪化しやすくなります。
何とかして防ぐ方法はないのでしょうか?

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■生理前1週間は、特に念入りに口腔ケア!

まず、もともと虫歯や歯肉炎などを抱えている人は、「この程度ならたいしたことはない」と軽視せず、症状が進行しないうちに受診・治療してしまいましょう。

また、毎日の歯磨きを徹底させること、定期健診を怠らないことも大切です。
たとえ女性ホルモンのバランスが乱れても、歯周病の温床となる歯垢や歯周ポケットがなければ、歯痛になったり、歯茎が腫れたりしても、軽度ですみます。
1日1回はゆっくり時間をかけ、フロスや歯間ブラシも併用して、歯間や歯と歯茎の間の歯垢をしっかり除去するようにしましょう。
特に、生理前1週間は念入りにブラッシングするようにしましょう。

重度の歯周病の人は1カ月に1回、それ以外の人は3カ月に1回は定期健診を行い、歯石もキレイに取ってもらいましょう。

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■ぜひ改善したい生活習慣とは?

PMSには生活習慣が大きく影響します。
さまざまな症状を少しでも軽減するため、以下のような生活習慣に気をつけましょう。

●お酒やカフェインの摂り過ぎ
アルコールやカフェインは、交感神経を興奮させる働きがあり、PMS症状を悪化させてしまう可能性があります。
特に生理前はお酒やカフェイン飲料(コーヒーや緑茶など)などの飲み過ぎに注意しましょう。
●甘いものの摂り過ぎ
生理前や生理中は、甘いものが欲しくなる、という人も多いのではないでしょうか?
しかし、血糖値の急上昇や急降下は、イライラや炎症悪化につながります。
甘いものは、安心感を与えてくれるので食べてはダメとは言いません。
しかし、一気にたくさん食べたり、ダラダラと食べ続けることのないよう、くれぐれも注意しましょう。
●夜更かしや寝る前のスマホ
PMSを軽減するには、生活リズム、特に睡眠サイクルをしっかり維持して良質な睡眠をとることも大切です。
夜更かしの習慣や、夜寝る前のスマホは、睡眠のリズムを狂わせるだけでなく、眠りを浅くしてしまう可能性があります。
寝付きが悪い人、眠りが浅い人は、寝室の睡眠環境を整えるほか、食事を早めにすませ、寝る前2時間くらい前に軽い運動や入浴をしたりして、良質な睡眠をとる工夫をしましょう。

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■まとめ

生理前の歯痛や、歯茎の炎症は、生理が終わってしまえばウソのように治まってしまうことも多いため、軽く考えがちです。
しかし歯痛も歯茎の炎症も、決して甘くみてはいけません。
そうでなくとも加齢とともに歯周ポケットは徐々に深くなっていきます。
生理のタイミングで症状を悪化させてしまわないよう、日頃からしっかりセルフケアしつつ、生活習慣も見直してみましょう。

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