知ってる?歯医者さんでもらう「痛み止め」の効果的な使い方

虫歯の治療後や抜歯後に、歯科ではたいてい、ロキソニンが処方されます。
突然の歯痛のとき、ほぼ同様の作用のある市販薬「ロキソニンS」を使っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、どんな薬でも正しく使わなければ最大限の効果を得られません。
そこで今回は、その正しい使い方をご紹介します。

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■ロキソニンの効果は?

ロキソニンの主成分は、ロキソプロフェン水酸化ナトリウム。
炎症を起こすプロスタグランジンという物質の生成を抑える働きがあり、炎症による腫れや痛み、熱をおさえる働きがあります。
歯科では、神経の治療や抜歯を行った後の痛み止めとして処方されますが、頭痛や生理痛にも効果的です。

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■ロキソニンの正しい服用法は?

・麻酔が切れ始める前に飲む
ロキソニンの鎮痛効果があらわれるまでには服用後30〜60分かかります。
痛みが高まってから飲むよりは、激しい痛みになる前に服用するようにしましょう。
麻酔をした場合は、麻酔が切れる前に飲むほうが効果的です。

・1回2錠まで。1日3錠までが基本
ロキソニンの摂取量の限度は1日3錠とされています。
基本的に1回1錠が目安ですが、ひどいときは2錠までなら飲んでもかまいません。
1度服用したら4時間は服用できません。
ただし、一度ロキソニンを飲んで痛みが引いてくると、その後は効果の持続時間が長くなります。
仕事などのタイミングを考えて、うまく痛みや腫れをコントロールするようにしましょう。

・たくさん飲んでも効果なし!?
ロキソニンは、大量に摂ったからといって、その分痛みが軽減されることはありません。
大量に飲むと腎臓や肝臓、胃に負担がかかり、尿量が減少する、むくむ、倦怠感を感じるという副作用があらわれる場合があります。
飲み過ぎには注意しましょう。
痛みが止まったら、服用を中止しましょう。

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■服用にあたって注意すべき点は?

まず、妊娠末期の方は陣痛が阻害されてしまう可能性があるため服用できません。
授乳中の方は、授乳を中止する必要があります。
妊娠中の方や授乳中の方は、医師によく相談して服用するようにしましょう。

また、ロキソニンの副作用で一番多いのは、胃腸障害です。
空腹時は避け、食後に服用するようにしましょう。
肝臓に負担がかかる可能性があるので、アルコールは避けましょう。

アスピリン喘息の方、ピリン系薬剤にアレルギーがある方は服用を避けましょう。

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■まとめ

ロキソニンは、急に歯が痛み始めたときなどに頼りになる薬です。
しかし、飲み過ぎはよくありません。
神経の治療や抜歯の後は、麻酔が切れるとともに激痛に襲われる可能性があるため、痛みの波が来るタイミングを予想して、上手に痛みを回避するようにしましょう。

麻酔後は、まだそれほど痛みがないうちに(麻酔が切れる前に)服用するほうが効果的ですが、ある程度痛みが治まってきたら服用を中止し、常用しないようにしましょう。
また、痛みがあるときは、口内を清潔に保つこと、激しい運動をしないことも大切です。

ただし、虫歯が進行して激痛がある場合は、痛みが引いたからといって、虫歯そのものが治るわけではありません。
ロキソニンはあくまで応急処置です。
痛みが治まったら早めに受診しましょう。

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