歯磨き中に吐き気・えづきがある人に知って欲しい、原因と対策

朝、歯磨きをしているときに「おえっ」となることはありませんか?
または、自分の家族にそういう人がいませんか?
朝から吐き気というのは、爽やかな朝にふさわしい光景とは言えませんね。
原因は、何なのでしょう?単なる習慣?それとも病気?
歯磨き中の吐き気の原因や対策についてご紹介します。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■歯磨き中の吐き気は、嘔吐反応?

吐き気の原因はさまざまで、特に心配する必要がないケースもあります。
では、朝の歯磨き中の吐き気は何が原因なのでしょう。
健康上の心配はないのでしょうか?

健康に問題がないのに、朝の歯磨き中に吐き気・えづきがするという場合、反射反応が考えられます。
反射反応とは、たとえば酸っぱいものを食べると唾液が出る、というのと同じで、特定の刺激に対して無意識に反応してしまうこと。
歯磨き中に吐き気があるような場合、医学的には嘔吐反射(おうとはんしゃ)と呼ばれます。

喉の奥に異物が入って吐き気をもよおすのは正常な嘔吐反射ですが、これは人によって個人差が大きいのが特徴です。
たとえば、歯ブラシが口の奥のほうに届いても平気な人もいれば、舌にブラシが当たっただけで「おえっ」となってしまう人もいるわけです。
歯磨き中に「おえっ」となりやすい人は、この嘔吐反射が大きい人なのかもしれません。

<関連広告>美白成分と歯周病予防成分を同時配合した薬用オーラパール

■肝臓や胃の不調が原因の場合も

次に考えられるのは、内臓の不調です。
胃がムカムカするとか、胃酸過多の傾向はありませんか?
胃酸は本来消化を助けるためのものですが、胃酸過多になると、げっぷが増えたり、胃がもたれたりします。
また、歯ブラシを口に入れるだけで過剰反応してしまうことも。
空腹時は胃酸過多になりやすいので、単に空腹なだけ、という可能性もあります。
食事をして治るようなら空腹が原因かも。そうでない場合は、胃酸過多を疑いましょう。

また、現代人に増えていると言われる逆流性食道炎で、喉が敏感になっている場合も、歯磨き字の刺激が吐き気の原因になってしまう可能性があると言えるでしょう。

もし、カラダがだるい、食欲がないという不調をともなうようなら、肝臓の不調も考えられます。

<関連広告>歯周病専門薬用プロポリスハミガキ【プロポデンタル】お試しセットが1,500円!

■予防・対策法は?

病気が原因であれば、まず病気を治すことが先決です。
慢性的なストレスや喫煙習慣なども、嘔吐反応を促進する原因となります。
休養や喫煙などを心がけましょう。
また、吐き気は心理的要因によって引き起こされることもあります。
心理的な要因を取り除くのは難しいですが、カラダと心はつながっています。
まずは睡眠をしっかりとって体調を整えることから始めてみましょう。

もし、病気ではなく、単なる嘔吐反射が原因なら、以下のような対策法を試してみましょう。

・無香料の歯磨きに換えてみる
歯磨きのにおいがきつ過ぎて、過剰な嘔吐反応を招く場合があります。
・歯磨き粉を使わない・最小限にする
口の中が泡でいっぱいになるような歯磨き粉は、刺激が多く嘔吐反応を招く可能性があります。
使用量を減らすか、歯磨き粉を使わず磨くようにしてみましょう。
・歯ブラシを換えてみる
歯ブラシのヘッドが大きすぎて嘔吐反射を起こすケースもあります。
ヘッドの小さい歯ブラシに換えてみましょう。
・ブラッシング法が間違っているのかも
ゴシゴシ強く大きく歯ブラシを動かすことで、嘔吐反射を招くことがあります。
そもそも、歯ブラシはゴシゴシではなく、小刻みに小さく動かしたほうが歯垢除去率も高まります。
正しいブラッシング法を身につけましょう。
舌に歯ブラシを当てないようにすると、オエッとなる回数が減る人も多いようです。
舌をお掃除するときは、やさしく無理のない範囲で行いましょう。

<関連広告>なたまめ柿渋歯磨き

■まとめ

朝に「オエッ」となるのが病気ではなく、過剰な嘔吐反応なら、歯磨き粉や歯ブラシを換えたり、歯磨き法を工夫するだけで軽減される可能性があります。
「オエッ」となるのは仕方ないと習慣化していると、嘔吐反応が過剰になったり、喉などにダメージを与える可能性もあります。
「仕方ない」と思い込まず、改善するように心がけましょう。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

トップへ戻る