「この段階で治療を中断したら、どうなる?」治療中断のリスクを知っておこう!

歯の治療を途中で中断してしまった、という経験はありませんか?
あまり痛みもないからと放置しているうちに、抜歯しか選択がなくなってしまった…。
なんてことにならないためにも、治療中断は避けたいものです。
そこで、どの段階で中断すると、どんなリスクがあるのかをまとめてみました。

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■あまり自覚症状がないと、つい中断をしてしまう?!

少し前のデータになりますが、平成11年保健福祉動向調査によれば、過去1年間に歯科を受診したことがある人のうち、途中で治療中止あるいは転医したという人は27%。
つまり、4人に1人が治療を中断していることがわかります。

また、その理由の上位5つは、以下の通り。

1.痛みなどの症状が治まったから
2.診療内容に不満があるから
3.通うのに不便だから
4.治療費がかかるから
5.予約しても待たされるから

年齢別にみてみると、若い人ほど「痛みなどの症状が治まったから」という理由で中断してしまうケースが多いようです。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」といいますが、その後、歯がどうなったかが心配ですよね。

では、途中で中断すると、どんなリスクがあるのでしょう?

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■神経を取ったまま中断すると・・・

神経を取ってしまえば、痛みを感じにくくなります。
しかし、神経を抜いたということは、歯の内部を削って大きな穴があいている状態です。
仮の詰め物をしていたとしても、早く根の治療を完全にすませて被せ物をしないと中で虫歯になるリスクが大。しかも、すでに大きく削っている歯が虫歯になると、抜歯せざるをえなくなる可能性が高くなります。
1カ月ほど中断するだけでも、危険なのです。

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■被せ物の型を取ったまま中断す・・・

歯は毎日少しずつ動いています。
被せ物の型をとったまま長期間放置すると、その被せ物は合わなくなってしまう可能性があります。
また、きっちり被せ物をしないと、虫歯になってしまうこともあります。
もう一度虫歯治療をして被せ物を作るとなれば、費用が倍以上かかりますし、歯医者さんや歯科技工士さんのモチベーション低下につながるかもしれません。

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■仮歯のまま中断すると・・・

仮歯をつけると、なんだかもうほとんど治療が終わった気分になってしまうかもしれませんね。
でも、仮歯はあくまでも仮の歯です。
ほんの1〜2週間だけ、咀嚼の衝撃や摩擦に耐えられる程度の耐久性しかないと思っておいたほうがいいでしょう。
また、噛み合わせがずれてしまうと、再び歯を削らざるをえません。
特に、ギリギリのところで神経を残せた歯、抜歯をまぬがれた歯の場合、神経も歯も残せなくなってしまう可能性があります。

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■虫歯に薬を詰めたまま中断すると・・・

薬を詰めて歯の神経をしずめているという状態です。
薬の効果でしばらくは痛みがおさまっているかもしれませんが、虫歯が完全に治ったわけではないので、中断すると虫歯が進行したり、痛みが再発する可能性があります。
「残せたはずの神経」を取ることになってしまう可能性もあります。

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■腫れや痛みを応急処置したまま中断すると・・・

応急処置で腫れや痛みがが治まっていたとしても、本格的な治療はこれからという状態です。
一時的に虫歯の進行を抑制しているだけなので、中断するとどんどん虫歯が進行していく可能性があります。

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■抜歯が必要な状況で中断すると・・・

重度の虫歯や親知らずの抜歯を放置しておくと、激しい腫れや痛みに悩まされてしまう可能性があります。虫歯菌が大増殖してとなりの歯まで虫歯になったり、ひどい口臭に悩まされたりするかもしれません。
歯茎の中に埋没している親知らずの抜歯を先延ばしにした場合、歯列に影響する可能性もあります。

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■まとめ

忙しいからと予約を先延ばしにしているうちに、歯医者さんに行きづらくなってしまいますが、他院に転院すると、またゼロからのスタートとなります。
また、治療を中断している時間が長引けば長引くほど歯の状態は悪くなり、お金も時間ももっとかかることになってしまいます。
「とりあえず痛みは治まったから」という油断は禁物です。
できるだけ早く治療を再開しましょう。

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