お口の中の傷が長引いている人は要注意!気になる「口腔ガン」の症状とは?

口腔ガンは、日本人がかかるガンの5%程度です。
ただ、近年増加傾向にあり、口腔ガン全体の死亡率は、40%以上です。
胃ガンなどと違い、お口の中のガンは目で確かめることが可能ですから、その主な症状を知っておき、早期発見・早期治療を心がけましょう。
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■主な口腔ガンの症状とは?

口腔ガンは、主に以下の3つに分けられます。
・舌にできる「舌ガン」
・歯肉にできる「歯肉ガン」
・舌の下の粘膜にできる「口底ガン」

「目で確かめられる」といっても、見つけにくい場所にできることもあり、気をつけていないと見逃してしまうこともあります。
以下のような症状がある場合には、歯医者さんに相談してみましょう。

1.なかなか治らない「腫れ」「しこり」がある
舌の横や歯茎などに、硬いしこりがある場合は要注意です。

2.頬粘膜などに赤くなったり、白くなったりしている部分がある
赤くなっているの「紅斑症」、白くなっているのは「白斑症」かもしれません。どちらも前ガン病変です。

3.なかなか治らない口内炎がある
2週間以上治らない口内炎や、口の中の荒れは要注意です。

4.合わない入れ歯をしていて、違和感がある
サイズの合わない入れ歯を使い続けていると、こすれたり、炎症が起こったりして癌発生の原因になることがあります。

5.食べ物が飲み込みにくい
見た目に変化がなくても、舌や頬粘膜の動きが悪い、しびれや麻痺があるといった場合は要注意です。

以下のような症状がある場合は、歯茎にできるもの、頬の内側などの粘膜にできるもの、舌にできるもの、の大きく3つに分けられます。

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■口腔ガンの原因は?

最大のリスクファクターは、喫煙だと言われています。
実際、喫煙者の口腔ガン発生率は非喫煙者に比べ約7倍も高く、死亡率は約4倍も高いという報告もあります。

次に多いのが、飲酒。
特に50歳以上の男性で、毎日たばこを吸い、なおかつお酒も飲まれる方は最も危険です。
特に、飲酒時の喫煙は、たばこに含まれている発ガン性物質がアルコールによって溶けて口腔粘膜に作用するため、よりリスクが高くなると考えられています。

しかし、若い人に多いのは、尖った歯が、舌や粘膜を刺激し続けた結果できるガンです。

やわらかいものを好んで食べ、あまり噛まなくなった現代人のアゴは、どんどん小さくなっています。
しかし、歯の本数は変わらないわけですから、小さなスペースに入り切らなくなり、歯がガタガタに生えたり、内側に倒れ込んだりしてしまい、舌や頬粘膜を刺激する結果となります。
舌や頬粘膜に、歯型がついているような人は、長年の間に遺伝子が傷つき、ガン化してしまう可能性があるので、要注意です。
歯列や噛み合わせを見直してみましょう。
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■まとめ

お口の中の異変のすべてが、ガンにつながる症状とは限りません。
実際、ガンと間違われやすい病気もあり、専門家の診断が不可欠です。
しかし、喫煙や飲酒、歯並びや噛み合わせの悪さは、口腔ガンだけでなく、さまざまな不調や病気の原因にもなります。
まずは、生活習慣を見直すとともに、歯医者さんで噛み合わせなどをチェックしてもらい、必要な場合はきちんと治療を行うようにしたいものです。
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