インプラントも時短の時代!? 「即時荷重インプラント」とは?

インプラントをしたいけれど、「時間がかかって大変そう」と思っている方、たった1回の治療でその日のうちに食事ができるようになる「即時荷重インプラント」をご存じですか?
どのような治療なのか、デメリットはないのか、調べてみました!

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■即時荷重インプラント

インプラントとは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、しっかりと結合させて安定させ、その上に人工歯をつける治療法です。

でも、人工歯根が顎の骨にしっかり結合するには、2〜6カ月かかります。
その期間は、インプラントに力がかからないようにして、安静にしておかなければならないとされていました。
ところが、たった1日で、抜歯→歯根の埋め込み→仮歯入れまでを行い、手術当日から食事ができるのが、「即時荷重インプラント」です。

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■一般的なインプラントと、何が違うの?

一般的なインプラント治療の場合、土台となる顎の骨がしっかりしている場合、歯茎を切開して顎の骨を露出させ、インプラントを埋め込んでいきます。
そして、3〜6カ月待った後、ようやく人工歯を入れることになります。
そのため、トータルの治療期間が1年くらいかかることもあります。

ところが、即時荷重インプラントなら、その日のうちに食事ができるだけでなく、トータル2〜4カ月で治療が完了します。
また、歯茎の切開部分を小さいため、体への負担も少なくてすみます。

治療中もふだん通りの生活ができるというのが大きなメリットといえるでしょう。

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■即時荷重インプラントにデメリットはないの?

即時荷重インプラントは、2012年頃に登場した治療法です。
ただし、顎の骨の状態が良好なこと、骨密度が十分にあることが条件となるため、即時荷重インプラントが不可能なケースもあります。
また、特に部分的に歯がない場合はとても高い技術が必要となるため、当初は、総義歯の人の用いられることが多く、残っている歯を抜歯して行われることもありました。

現在では、1本だけのインプラントでも適用されますが、これはインプラント治療の中でももっとも難易度が高く、高度な技術と経験を要すると言われています。
つまり、手術をするお医者さんの腕次第、というわけです。

もし、担当医から即時荷重を提案された場合には、治療を受けた場合に起きるリスクについても充分に説明を受けるようにしましょう。
できれば、口コミなどを確認して、信頼できる歯医者さんに相談しましょう。

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■まとめ

その日のうちに抜歯、インプラントの埋め込み、固定式の仮歯入れまで行える「即時荷重」という技術の登場で、インプラント治療も従来に比べかなり時短ができるようになりました。
手術当日からある程度の食事ができるというのは、とてもありがたいですよね。
しかし、通常のインプラント以上に高度な技術が求められるのも事実です。
実際、さまざまなトラブルが報告されているのも事実です。

多少時間がかかったとしても、信頼できる歯医者さんを見つけることが、インプラント治療中はもちろん、治療後の快適な毎日につながると言えるでしょう。

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