セレブや芸能人みたいな白い歯になりたいけれど、お金も時間もかかりそう。だからといって、市販のものは本当に効果があるの?と思っている方も多いのでは?
そうなんです!私もいろいろ試してみましたが、ホワイトニングは効果・価格・安全性のバランスが大切なんです!
あなたもぜひ、自分にピッタリのケア法を見つけてくださいね!
あなたはどのケース?
毎日の歯磨きで
白くしたい!
「真っ白」は無理。でも「自然な白」なら可能!
ホワイトニングしたいけど、お金も時間もない!
とりあえず、歯磨きだけでどこまで白くできるか試してみよう!
と思っている人も多いのでは?
ところが、いざ探してみると、歯が白くなるという歯磨きは本当にいろいろあります。
いったい何を基準に選べばいいのでしょう?
ネットやドラッグストアで売られているホワイトニング歯磨きを見てみると、歯を白くする成分は、だいたい以下の3つに分けられます。
(1) 漂白成分で歯を漂白する
(2) 研磨剤で着色汚れを削って落とす
(3) 汚れ・黄ばみを浮かして落とす
まず(1)の漂白成分は、日本の薬事法では認められていません。
使えるのは歯医者さんだけです。
ですから、漂白成分が配合されているとしたら、それは輸入品です。
米国などは規制が緩く、かなり強い漂白作用があるものも普通にドラッグストアで買えるのですが、安全性という意味ではちょっと不安。
なので、これはとりあえずパスしたほうがよさそうです。
では、(2)や(3)のような漂白剤が入っていない歯磨きでも、歯を白くすることはできるのでしょうか?
漂白成分によるホワイトニングの最大のメリットは、「自分の歯の本来の色より白くできる」ということです。
一方、研磨剤で削ったり、汚れを浮かして落とすことでできるのは、「自分の歯の本来の色に戻す」ことだけです。
私たち人間の歯は、もともと「真っ白」ではなく、少し黄みがかった「白っぽい色」をしていますから、残念ですが、日本の歯磨き剤ではどんなに頑張っても「真っ白」にはなれないというのが結論です。
でも、子供の歯って、真っ白ではなくても白くてキレイだと思いませんか?
もし、あの頃のような自然な白い歯になりたいのであれば、歯磨き剤でも可能です。
歯磨きでホワイトニングするなら、「子供の頃のような、キレイな白い歯」を目標にしましょう。
研磨剤で白くしないで!
日本のホワイトニング歯磨きは、このところかなり進化しています。
ただ、「白くなる」とうたっている歯磨き剤の中には、ほとんど効果を得られないもの、むしろ逆効果なものがあるのも事実ですから、しっかり吟味しましょう。
特に気をつけたいのは、研磨剤の働きだけで歯を白くしようとする歯磨き剤です。
「研磨剤がよくない」と言われるのは、歯茎を傷つけたり、歯の表面をおおっているエナメル質まで削ってしまう可能性があるからです。
もし、エナメル質が傷ついてしまうと、デコボコになった部分にステイン(着色汚れ)がつきやすくなります。
また、エナメル質に穴があいてしまうと、そこから虫歯菌が入って虫歯になったり、知覚過敏の原因になってしまう可能性もあります。
ところが、困ったことに研磨剤は歯磨き剤の「基本成分」のひとつなので、薬用歯磨きを含むほとんどの歯磨きに配合されています。
中には、研磨剤が洗浄剤や粘結剤として配合されていることもあるので、素人が表示成分を見ただけ見分けるのは簡単ではありません。
正直言って、さっぱりわかりません!
そこで、「どんな作用で歯を白くするのか」がハッキリ明記されていないものや、「ステイン(着色汚れ)を削って落とす」と堂々と書いてあるものは、とりあえず却下してしまいましょう。
ホワイトニング効果に自信がある商品なら、必ず「汚れを浮かして落とす」と書いてあるはずです。
また、研磨剤はヤスリと同じで粒子が大きいもエナメル質を傷つける力が強くなりますから、ジェルや液状など、明らかに粒子が細かいとわかる歯磨きの中から選ぶのもひとつの方法です。
そういえば、知り合いの歯医者さんが、研磨剤入りの歯磨きで長年ゴシゴシ磨いてきた人ほど、クリーニングやホワイトニングをしても、なかなか白くならない!とぼやいていました。
歯医者さん泣かせの歯にならないためにも、研磨剤はできるだけ避けましょう!
「薬用ビースマイル
トゥースホワイトニング」
ジェルタイプがいいなと思って選んだら、大正解!今までの歯磨きでホワイトニング効果を実感できなかった人でも、これなら白さを実感できるのではないでしょうか。ホワイトニング成分として配合されているのは、ポリアスパラギン酸Na。私の場合、2〜3回磨いただけで、明らかに違うと感じました。チューブ入りのホワイトニング歯磨きの中ではイチオシの白さ。虫歯・歯周病・口臭も予防。わさやわかな洗い上がりです。
「薬用オーラパールプラス」
オーラパールは、かぜ薬「ジキニン」を開発した製薬会社が生み出した高品質の歯みがき粉。ハイドロキシアパタイトとトラネサム酸のふたつの美白成分を配合し、研磨剤は使っていないので歯の表面を優しくホワイトニングしてくれます。さらに、歯周病や口臭、歯ぐきの腫れも同時にケア。これ一本でお口の様々な悩みに対応できます。
手軽にホーム
ホワイトニングしたい!
ホームホワイトニングって、どうなの?
Case1でもお話ししたように、漂白成分を使用したホワイトニングは歯医者さんでしかできません。
といっても、歯科医院で行うホワイトニング治療には、歯科医院で施術してもらう「オフィスホワイトニング」と、マウスピースと薬剤を処方してもらって自分で行う「ホームホワイトニング」の2種類があり、ホームホワイトニングなら自宅で、比較的低価格でできます。
ただ、ホームホワイトニングにもデメリットはあります。
たとえば、オフィスホワイトニングは高濃度の漂白剤を使用するので1〜3回で完了するのに対し、その約10分の1程度の低濃度の漂白剤を使用するホームホワイトニングは、毎日2時間、2週間〜1カ月間は続けなければなりません。
わずか2時間といっても、毎日続けるとなるとけっこう大変かも。
何しろ、低濃度といってもお口に漂白剤を使うわけですから、それなりに注意が必要です。
また、ホワイトニング期間中は着色汚れがつきやすい状態なので、色の濃い飲食物は控えなければなりません。
はじめはやる気満々でも、仕事が忙しくなってなんとなく中断したり、食事制限に耐えられずに挫折するという人も、けっこういるみたいです。
そういう私も、1カ月も毎日続けるくらいなら、1〜3回歯医者さんに通ったほうがいいと思ってしまうタイプなので、途中で挫折してしまわないか、かなり不安です(笑
そこで、もっと手軽にできるホームホワイトニングはないものか……と思って調べてみたら、けっこういいのがありました!
デンタルエステと同じ成分に注目!
最近、エステサロンでも歯のホワイトニングができるようになってきましたよね。
サロンでは漂白剤は扱えないので、使用しているのはポリリン酸Naやメタリン酸Naといったクリーニング成分です。
でも、あれ?
これらを配合したホワイトニング剤なら、ネットなどでも購入できるじゃありませんか!
そこで、さっそく使用してみました。
ウソではありません、本当に驚きました。
ちまたの噂では、ポリリン酸Naやメタリン酸Naではあまり効果を得られない、白くならないと言われていますが、数回使用しただけでも、かなり黄ばみが取れました!
「真っ白」とはいきませんが、「自然な白」にしたいのであればかなり満足できるレベルです。
市販のホワイトニング剤も、ここまで進化していたんですね!
サロンの場合はさらにLEDライトをあてるので、家でLEDライトなしでやるとあまり効果は得られないのでは?
とも思いましたが、そもそもポリリン酸Naやメタリン酸NaにLEDライトを当てても、漂白成分に当てたときのような顕著な化学反応は期待できないと言われています。
なので、そこは気にしなくてもよさそうですよ!
以下の2つは、どちらも甲乙付けがたい白さ!
どちらもジェルタイプなので歯ブラシにのせて使えます!
「液体歯磨きトゥ−スMDホワイトEX」
10円玉実験でも、これはわずか数秒で汚れが浮き上がってきてビックリ。歯科医院やエステサロンでも使用されているメタリン酸やポリリン酸に、ピロリン酸、ナノ化プラチナをプラスした独自の「メタリン3Dプラチナセルフホワイトニング」処方で、ただ白くするだけでなく、歯の表面をコーティングして、汚れやヤニがつきにくいツルツルの歯に仕上げます。
「薬用ちゅらトゥースホワイトニング」
10円玉実験では10分くらいで汚れが浮き上がってきました。有効成分は、このところ美白成分として注目されているポリアスパラギン酸のアミノ酸高分子。口臭や歯の汚れの原因となるたんぱく質と反応して包み込み、通常の歯磨きでは落ちない汚れを浮かして落とします。虫歯や歯周病、口臭などを予防する天然成分も配合されているので、通常の歯磨き剤としても十分使えます。
どうしても
「真っ白」にしたい!
「白くなりやすさ」で価格が変わる!?
どうしても、今すぐセレブや芸能人のような真っ白い歯にしたい!
という人は、やはり歯医者さんでオフィスホワイトニングにチャレンジしてみましょう。
まず気になるのは、やはり価格ですよね。
ホワイトニングは保険適用されない自由診療ですから、歯科医院によって価格にかなり大きな差があります。
施術をする歯の本数、使用する薬剤や機材などによっても異なるのですが、一般的な歯科医院の場合は1回3万〜10万円くらい。
安い価格設定で人気のホワイトニング専門歯科でも、5,000〜3万円くらい。
1回で終わることはほとんどないので、その2〜3倍くらいの予算は用意しておきたいものです。
特に気をつけたいのは、コース価格やお試し価格、キャンペーン価格が設定してある場合です。
「白くなりやすさ」には個人差があり、予定通りの回数で終わるとは限りません。
追加料金がグンと高くなる設定になっていませんか?
初診料や診察料、歯石除去のためのクリーニング代、仕上げのコーティング代がセット価格に含まれているかどうかも、きちんと確認しましょう。
ホワイトニングできない歯とは?
また、ホワイトニングは「天然の健康な歯」でなければ十分な効果を得られません。
そのため、かぶせ物・詰め物などをした歯や義歯、過去に虫歯治療をして神経を抜いてしまった歯などがある場合は、その部分の治療のやり直しをしたり、セラミックの人工歯を入れるなどして色合わせをしなければなりません。
もちろん、虫歯や歯周病などがあるなら治療が先決です。
さらに、安全性が確認されている薬剤、低濃度の薬剤でも、ホワイトニングをきっかけに痛みや知覚過敏などのトラブルが発生する可能性はゼロではありません。
通常通りのホワイトニングだけでなく、個人個人の歯の状態に合わせた施術をしてくれる歯科医院を選ぶことも大切です。
ホワイトニングは施術後のメンテナンスが不可欠です。
長いつきあいになるわけですから、契約書にサインする前に、必ず口コミサイトなどをチェックしてみましょう!