歯科医療的には日本は最も恵まれている国であった!

日本は歯科的には最も恵まれている国です。
それは、歯科治療にも国民健康保険が適用されるからです。

世界的に見ても、広範囲の歯科治療に健康保険が適用される国はドイツなど一部のみで、しかも、保険の負担率は一律ではなく、治療内容や年齢により負担率は変わります。
一律負担で一部の入れ歯まで作ってしまえるのは日本だけです。
多くの国の歯科治療は自費診療になりますし、保険適用範囲も狭いです。

つまり、日本の歯科治療は内容が充実している上に治療費が安いのです。
逆に言うと、この安さが予防歯科の広まりを抑制している可能性があります。

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■日本は虫歯予防後進国

日本は実は虫歯予防の後進国です。
逆に虫歯予防の先進国は欧米です。
なぜなら、これには健康保険が絡んでいるからです。

日本では虫歯治療には健康保険が適用されます。
一部の入れ歯や歯石除去などにも医療費が適用されます。
つまり、虫歯になっても安く治療ができるのです。

しかし、歯科治療に健康保険を広範囲で適用しているのは日本以外にドイツなど少数にすぎません。
従って、歯の治療を行うと驚くほど高額な医療費を請求される場合があります。
これが海外、特に欧米で予防歯科が盛んな理由です。
虫歯の治療が高いならば、そもそも虫歯にならなければいい、という考え方です。
虫歯にならなければ高額の歯科治療費を払う必要はありません。

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■予防歯科の広まり

予防歯科が盛んな国にキシリトールで有名なフィンランドがあります。
キシリトールは虫歯菌の酸の放出を抑える働きがあります。
虫歯は虫歯菌の出す酸により歯が溶けることですので、虫歯菌が酸を出さなければ虫歯になりにくいです。
そのため、食後や特に甘いものを食べたあとにキシリトールのガムを噛みます。
キシリトールが広まったフィンランド及びその周辺の国々の予防歯科の意識は高いです。

予防歯科で行うPMTCを提唱したのはフィンランドのお隣、スウェーデンのアクセルソン歯科医師です。
スウェーデンでは、国策として予防歯科に取り組んでおり、その結果、かなりの成果を上げています。
スウェーデンの成功から、世界的にも予防歯科の重要性が認識されて、日本でも予防歯科の重要性をよく耳にするようになりました。

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■予防歯科は大事です!

虫歯になっても安価に治療できるためか、日本人はあまり虫歯に対して高い意識を持っているとは言えません。
一方の欧米では予防歯科は定着しつつあります。
虫歯の治療に10万円かかるとなると、多くの人たちは予防歯科に注目すると思います。
虫歯にかからないのであればかからないほうがいいに決まっていますので、そのためにも予防歯科は重要です。

■まとめ

予防歯科の認識は、欧米に比べて日本は低いです。
今回は医療保険の観点からお話ししましたが、日本では歯医者さんは怖いところ、という苦手意識を持っている方も多いです。
実際に虫歯治療で歯を削るときに激痛を感じた方も多いと思いますし、苦手に思われるのも仕方がない部分もあります。
しかし、PMTCなどの歯科クリーニングを通して予防歯科を実践すると、虫歯にかからずに痛い思いもしなくて済む場合があります。

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