あなたはどこで歯を磨いていますか？
ある調査によれば、約半数の人が、洗面所以外の場所で歯を磨いているのだとか。
ライフスタイルや好みによって賛否両論あるとは思いますが、洗面所で鏡を見ながらひたすら歯を磨くのって、何となく時間がもったいないような気もするし、毎日続けるのは大変ですよね。
そこで、オススメなのが、リビング歯磨き。
メリットいっぱいなので、ぜひお試しを！
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■理想の歯磨き時間は、手磨きなら10分、電動でも３分！
歯磨きは、ただダラダラと時間をかけてすればよいというものではありません。
１回の歯磨きに何分くらいかけるべきかは諸説様々ですが、一番大切なのは「磨き残しがないようにする」ということ。
たとえ30分くらいかけて磨いても、磨き残しがあったら何にもなりません。
歯磨きは、歯の表面を磨くというより、歯と歯の間、歯と歯茎の間をきちんとブラッシングして、汚れをかき出すことが大切。
これさえきちんとできていれば、歯磨き剤は使用する必要がないという歯医者さんもいるくらいです。
ただ、歯は多面体ですから、歯と歯の間、歯と歯茎の間をひとつひとつ丁寧に磨くとなると、最低でも10分、電動歯ブラシを使っても、３分くらいはかかってしまいます。
その間、１人で洗面所に籠もるというのも、大変ですよね。
かといって、家の中をウロウロ歩きまわって磨いていると、集中できなくて磨き残しができやすくなってしまいます。
そこで、１日１回、夜だけはリビングでゆっくりじっくり磨くと決め、習慣づけてみませんか？
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■じっくり磨くのは、夜だけでいい！
磨き残した歯垢は、２日くらいで石灰化し、歯石になってしまうと言われています。
いったん歯石になると、自分では除去することができなくなり、毎日まめに歯を磨いていても歯周ポケットの中で細菌が増殖し続け、歯周病の原因となります。
ですから、少なくとも１日１回、丁寧に歯磨きをして歯垢をすっかり取り除ければ、歯石ができるのを防ぐことができます。
時間のない朝や昼間に10分くらいかけて丁寧に磨くのは現実的ではありませんが、夜のリラックスタイムであれば、可能ですよね。
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■歯は多面体。１面ずつ丁寧に磨く習慣をつけよう！
リビングでテレビを見ながら磨いていると、どこを磨いたのか忘れてしまい、磨き残しが増えてしまいそう。。。という人もいるかもしれませんね。
そうならないよう、たとえば「右上の奥歯→上の前歯→左上の奥歯→右下の奥歯→下の前歯→左下の奥歯」というように、磨く順番を決め、その通りの順番で１本１本磨くことを習慣化していきましょう。
一度習慣化してしまえば、テレビを見ながらでも、メールやネットをチェックしながらでも、磨き残しなく磨けるようになるはずです。
ただし、歯は多面体であるということを忘れずに！
前歯の場合、表・裏・右側面・左側面の４面体。
奥歯は表・裏・右側面・左側面・上面の５面体です。
特に歯と歯のすき間、歯と歯茎の境目の歯垢をかき出すようなつもりで、１面１面丁寧にブラッシングしていきましょう。
これも習慣化し、慣れてくると意外と簡単です。
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■特に小腹が空いてくる就寝前も、歯磨きをすれば、食欲抑制！
夜のリラックスタイムは、食後でもつい間食に手が伸びてしまいがち…ということはありませんか？
無理に食べるのをガマンしていると、ますます食べたくなって、結局ダイエットに挫折…という経験がある人も多いのでは？
実は、歯磨きには食欲抑制効果があることがわかっています。
脳とは不思議なもので、子供の頃から「食べたら歯磨き」と擦り込まれてきた人の脳は、歯磨きをすると「食事が終わった」と勘違いしてしまうのだとか。
ですから、夜は小腹が空いたら歯磨きタイムと決めて実践すると、食欲が抑えられてダイエット効果を得られるというわけです。
ミントの香りには、食欲を減退させる作用があるので、より効果的に食欲を抑えたければ、ミント系の香りの歯磨き剤を使うのもオススメです。
最近はさまざまなハーブ系の歯磨き剤が市販されているので、お好みで癒し効果のあるハーブ歯磨きなどを選ぶのもいいですね。
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■まとめ
リビング歯磨きは、時間のない現代人にピッタリの歯磨きスタイル。
磨き残し予防にもとても効果的です。
ただし、乳幼児の場合、歯磨き中の転倒事故で怪我をするケースがまれに見られ、消費者庁などから注意が喚起されています。
子供と一緒に磨くときは、目を離さず見守るようにしましょう。
