抜歯後のセルフケアで知っておきたい!「ドライソケット」予防法

抜歯はできることなら避けたいものです。
でも、どうしても抜歯しなければならないときは、十分に体調管理をしておかないと、「ドライソケット」になる可能性が!
痛みがなかなか治まらないのは、そのせいかもしれません。
今回は、ドライソケットの予防・治療法についてご紹介します。
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■ドライソケットとは?

ドライソケットとは、その名の通り、「ドライ=乾いた」な「ソケット=穴」のこと。
通常、抜歯後には穴ができ、血の塊ができて、徐々に穴がふさがっていきます。
ところが、穴がふさがらずに、骨がむきだしになったままになってしまうことがあります。
これが、「ドライソケット」。
医学的には「抜歯窩治癒不全」と呼ばれます。

骨が露出した状態になっているため、刺激を受けやすく、かなり強い痛みが生じます。
回復が遅くなるだけでなく、ひどいときは、1ヵ月くらい痛みが続くことも。

ドライソケットが生じるのは、抜歯した人の2~4%程度で、下の親知らずを抜いた後に比較的生じやすいと言われています。

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■抜歯後、こんな症状があるときはドライソケットかも!

・抜歯後2〜3日してから、痛みがひどくなった
通常は、抜歯後に麻酔が切れたときが、痛みのピークのはず。数日して痛みがひどくなるようなら、ドライソケットの可能性大です。

・激痛が1週間以上続く
ドライソケットになると、痛みが10〜2週間、長いと1カ月くらい続くこともあります。

・悪臭がする
ポッカリあいた穴から悪臭が発生。
口臭がひどくなります。

・穴の中が白っぽく見える
通常は、抜歯後の穴には血の塊ができて赤あるいは紫色に見えます。
ところが、ドライソケットになると骨が露出しているため、白っぽく見えます。

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■ドライソケットの原因は?

ドライソケットは、親知らずなど、非常に難しく時間のかかる抜歯で、骨が空気にさらされる時間が長くなってしまった場合や、感染症などが原因で起こります。

また、なんらかの理由で、血の塊ができない、あるいはすぐに流れてしまうことによって生じることもあります。
以下に注意しましょう。
・うがいのし過ぎ
・舌でいじり過ぎ
・飲酒や入浴、激しい運動で血行がよくなりすぎて、血が固まらない
・喫煙

※ニコチンには血管を収縮させる作用があり、傷の回復が遅くなります。

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■ドライソケットの治療法・予防法は?

基本的には、鎮痛剤や抗生剤が処方されます。
また、穴を洗浄・消毒して軟膏などが塗布されることも。

ただし、それでも改善が見込めない場合は、再度局所麻酔をして幹部を傷つけ、あえて出血をさせることもあります。

いずれにせよ、抜歯後は、気になるからといって、何度もうがいをしたり、舌で触ってしまわないよう注意しましょう
また、歯医者さんの注意をよく聞き、抜歯当日は飲酒や入浴、激しい運動は控えましょう。
喫煙も1週間くらいは控えましょう。

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■まとめ

抜歯はできるだけ避けたいものです。
でも、将来のため早期に抜歯したほうがよいケースも少なくありません。
そんなときは、まず、体調を整えてのぞみましょう。
特に、歯周病にかかっている場合はセルフケアもしっかりしておきましょう。
「どうせ抜歯するし」と思ってあまり歯磨きをしないことで、抜歯後と同時に感染するケースもあります。
また、抜歯によって、血液を通して体内に細菌や細菌の出す有毒物質が体内に侵入することもあります。
抜歯後の体調管理にはくれぐれも注意しましょう。

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