歯が白くなる!?歯磨き成分ポリリン酸に注目!

ポリリン酸って聞いたことありますか?
歯医者さんで行うホワイトニングでも使われている成分で、最近は、これを配合しているホワイトニング系歯磨きをよく見かけます。
本当に歯が白くなるのか?安全なのか?探ってみました!

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■食品添加物にも使用されるポリリン酸て何?

ポリリン酸は、リン酸が鎖状にいくつも結合したもので、私たちの身体はもちろん、あらゆる生物の中にもともと含まれている成分。
ポリリン酸の一種であるポリリン酸ナトリウムは、変色や酸化を防止したり、食感を向上させたりする食品添加物として、ハムやチーズ、豆腐などさまざまな加工食品やインスタント食品にも使われています。

ポリリン酸には、ステインを吸着して浮かび上がらせると同時に、歯の表面をコーティングして、ステインが再着色するのを防ぐ働きがあります。
そこで、ホワイトニング系の歯磨きの成分として使われているのです。

実は、ポリリン酸は「ポリリン酸ホワイトニング」といって、歯医者さんで行う歯のホワイトニングでも使われています。

従来のホワイトニングは、過酸化水素などの漂白剤を塗ってLEDやレーザーの光を当てて漂白するのですが、過酸化水素は歯の内部にまで浸透し、歯を内側から白く漂白するため、強烈な痛みを感じたり、術後に知覚過敏になったりする可能性がありました。
また、術後は再着色しやすい状態になるため、術後しばらくはカレーやコーヒー、ワインなどを控えなければなりませんでした。

そこで、このところ人気を集めているのが、ポリリン酸を加えた漂白剤を塗布して行うポリリン酸ホワイトニングです。
要するに、漂白剤の濃度を薄めて痛みなどのリスクを軽減しつつ、ステイン除去作用、再着色防止作用をプラスしようというわけです。

漂白剤の濃度が薄くなる分、従来のホワイトニングに比べて歯を白くする効果は弱いのですが、「痛いのはイヤ」「不自然なほど真っ白な歯より、自然な白でいい」という人にはいいかもしれませんね。
ポリリン酸には、歯の再石灰化を促す働きもあるので、歯を丈夫に、ツヤツヤにする効果も得られます。
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■歯磨きだけで、本当に歯が白くなる!?

では、ポリリン酸配合の歯磨きでも、歯を白くすることはできるのでしょうか?

残念ながら、ポリリン酸だけでは歯の表面の汚れやステインを落とすことしかできません。
そのため、漂白剤を使用する歯医者さんのホワイトニングのように、歯を内側から白くすることはできません。
また、1度磨いただけでは見違えるほど白くすることもできません。

でも、研磨剤を配合したホワイトニング用歯磨きと違って歯の表面を傷つける心配はなし。
コーティング作用で歯がツルツルになり、ツヤも出でくるので、真っ白にならなくても「キラキラ輝く自然な白」を目指すことはできます。

研磨剤を配合したホワイトニング用歯磨きと違って歯の表面を傷つける心配もないし、コーティング作用で、ツヤツヤ輝く丈夫な歯をつくるのにも効果的です。

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■まとめ

ポリリン酸はステインを浮かび上がらせて落とす働きがあるので、コーヒーや紅茶、赤ワインなどが好きでステインが気になる人、タバコのヤニ汚れが気になる人には特にオススメ。
歯磨きだけでホワイトニングしたいけど、研磨剤はイヤという人にもオススメです。

ただし、最短で真っ白な歯にしたい、自分の歯のもともとの色より白くしたいという人は、
やはり歯医者さんでホワイトニングあるいはポリリン酸ホワイトニングをしてもらいましょう。
また、エステサロンで行っているポリリン酸ホワイトニングは、漂白剤を使用していないので注意しましょう。

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