歯周病は口腔内の病気では治まらない<体験談>

歯周病は以前はそれほど注目されていませんだが、様々な研究により体の全てに大きな影響を与える病気であることが分かって来ました。   

歯周病を防ぐには歯や歯肉を常にブラッシングすることで歯肉溝に歯垢(プラーク)がたまらないようにすることです。歯垢には歯周病を引き起こす細菌がうようよしています。この細菌によって感染が生じます。  

歯周菌が口の中で治まっている間は歯科医で手当てをしてもらうことが可能ですが、最近の医学では歯周病菌が肺炎、心内膜炎を起こすことや、狭心症など虚血性心疾患の原因になることも明らかになって来ました。  

歯周病は単なる口中の病気ではないのです。歯周病は何も特別な病気ではありません。常に口腔内を清潔に保っていれば防げる病気です。一日三度の歯磨き、甘い物などを食べた後の嗽そして糸ようじやブラシなどで歯の隙間を丁寧に掃除しておくことが歯周病を防ぎます。  

分かっていることでも毎日実行せねばならないとなるとなかなか大変なことです。歯周病を防ぐにはある意味自分の意思との戦いだと言えなくもありません。歯周病対策は毎日コツコツと続けることしかありません。根気よく毎日丁寧なブラッシングを続けましょう。

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