ひどい口臭の意外な原因<体験談>

以前の一時期、ひどい口臭に悩まされたことがあり、歯磨きを丹念にしてもおさまらないので病院にかかったことがありました。
そのときは胃の具合もよくなかったので胃カメラを飲んだのですが、まったく異常なし。担当の医師の方に口臭について話したところ、同じ病院内の口腔外科を紹介してもらえました。

そこでレントゲンを撮ったところ、どうやら歯茎の中で炎症をおこしていることが発覚。
大昔につけた歯のかぶせが取れかけており、そこから雑菌が侵入して炎症を起こしているとのことでした。

そういえばときどき鼻水が止まらなくなったりもしていたのですが、それは歯から侵入した雑菌で副鼻腔炎を起こしていたからでしょう、と医師の方の意見。
放置すると良くないので、その歯ごと抜いてしまったほうが良いと言われました。

「お願いします」というと「ではこちらへ」と診察室の裏側の処置室へ。
「えっ?もうやるの?」と驚きましたが、すぐに歯茎の麻酔をうたれて10分ほどで処置完了。
念のための痛み止めをもらっての日帰り治療でした。

その後は自分でもわかるほどだった口臭がピタリとおさまり、歯茎が腫れることもなく、痛み止めも飲まずじまいでした。
歯茎の内部の炎症は、放置すると命にかかわる病気にもつながる可能性があるので、歯茎の腫れやひどい口臭が長引く方は、一度診察を受けてみてもよいかもしれません。

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