歯学部学生が教える!最新の歯周病予防・対策

歯周病は国民の8割がかかっていてもおかしくないといわれるほど、身近な病気の一つです。

何も対策をせずに放っておくと、歯の周りが弱っていき、歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病では、病気の進行を止めることが何より大切です。

歯周病は外から手が届く範囲(口の中)で病気が進行するため、予防・対策がしやすい病気です。
お口の中をきれいに保って菌を増やさないことで歯周病の進行を止めることができます。

今回は歯学部学生である私が厳選した、予防・対策方法を紹介します。
基本は丁寧な歯磨きですが、以下の方法を加えて、しっかりと予防・対策していきましょう。

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良く噛んで唾液を増やす

歯周病を予防・対策したいなら、たくさんの唾液を出すこと!
唾液はどんな洗口剤よりもお口の中をきれいにしてくれます。

唾液を出すには、良く噛む事が必要です。堅い食べ物が適しています。
しかし、いくら堅くても歯や歯茎を汚してしまう食材は逆効果。

良く噛むことができて口の中をきれいにしてくれる食材は、

・野菜(特に根菜ならよく噛むことができます)
・きのこ類
・こんにゃく

などです。

食物繊維が多いと歯に食べかすが付着しにくくなります。
良く噛めても、砂糖が多く含まれるキャラメルや砂糖のたくさん入ったガムは避けましょう。

食物繊維が多く、噛み応えのある食品を選んで、良く噛んでいただきましょう。

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ヨーグルトで歯周病菌を減らす

お腹の中の悪玉菌を減らすのに乳酸菌を摂取している人は多いと思います。

これと同じように、口の中の歯周病菌を減らすのに適した乳酸菌が発見されました。

広島大学の教授によって発見されたL8020 菌です。
L8020菌は歯周病菌、むし歯菌、カンジダ菌を減らす菌で、さらに、歯周病菌の毒素の働きを抑えることも分かってきました。

現在は“らくれん 8020ヨーグルト”として製品化されています。

また、東海大学の教授のグループが発見した乳酸菌LS1という乳酸菌もあります。
歯周病原因菌を抑制する働きがある菌です。

こちらは“Systema 歯科用オーラルヘルスタブレット”として製品化されています。

一歩先の歯周病予防・対策として、これらのような食品を摂取してみるのはいかがでしょうか。

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きれいを保つにはプロの力も必要

STP(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
STPは歯周病治療後のような、症状が安定しているときに受ける歯科治療のことです。
これには、プロによる歯や歯周組織の清掃・歯石除去などが含まれます。

歯周病になってしまった人は、体質的にも歯周病になりやすい場合があります。
この場合、いくら治療をし、家庭で対策をしても、また再発してしまう可能性が高いです。
症状が安定している状態を保つために、また再発に気づくためにも定期的にSTPを受けましょう。

歯周病が軽く、きちんと治った場合でも、歯の周りの汚れは少しずつたまってしまいます。
定期的に歯科医院でメンテナンスをすることで、家庭での予防・対策の限界を補うことが大切です。

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まとめ

歯周病を予防・対策するためには、毎日の生活の中での工夫と歯科医院での定期治療を行っていくことが肝心です。

今回は、歯磨きの方法・歯ブラシや歯磨き粉の種類などとは異なった観点から、予防・対策方法を紹介しました。

できるところから取り入れて、歯周病に打ち勝ちましょう。

PN : Snaya

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