毎日十分な睡眠をとっていますか?
睡眠不足は不健康のもと。
実は、口臭や歯周病を招いたり悪化させてしまう原因のひとつでもあります。
睡眠不足気味で口臭が気になるという人は、すでに歯周病の初期段階の可能性大!
今回は歯周病と睡眠の関係についてお話ししましょう。
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■歯周病は免疫と関係がある
歯周病は単なるお口の病気ではありません。
全身の免疫力に左右される感染症であり、生活習慣病です。
たとえば、疲れたり、風邪をひいたりしたときに、歯茎が腫れたり、歯茎が浮くような感覚を経験したことはありませんか?
また、精神的なストレスによっても、歯周病が発症・悪化しやすくなります。
そのため、全身の免疫力を保つことが、歯周病を予防する上でとても大切なのです。
■睡眠は体のサーカディンアンリズムのあらわれ
睡眠も免疫力と非常に深い関係があります。
私たちの身体には1日約24時間周期のサーカディアンリズムで時を刻む体内時計が備わっていて、心拍、血圧、体温、血糖値、ホルモンなども、このリズムによって健康に保てるようにできています。
このため、夜更かしをしたり、夜遅くに食事をしたりしてサーカディアンリズムが崩れてしまうとさまざまな不調の原因になるだけでなく、免疫力低下の原因にもなり、歯周病を発症・悪化しやすい状態になるというわけです。
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■睡眠不足は歯周病を悪化させる
睡眠不足になると、自律神経のバランスが乱れてしまい、唾液の分泌が低下してしまいます。
すると、口内が乾きやすくなり、細菌が繁殖しやすい口内環境ができてしまいます。
だからといって、ただ長時間眠ればいいというわけではありません。
健康長寿のためには、7〜7.5時間の睡眠がベストだと言われおり、それ以上長くても短くてもよくないと言われています。
また、免疫力を高めるには睡眠の質もとても重要です。
お酒を飲み過ぎたり、夜寝る直前までパソコンやスマホの画面を見ていたりすると、睡眠の質が低下します。
寝室は、できるだけ暗く静かな環境づくりをするのがベストです。
質の高い睡眠を得られるように工夫して、身体とお口の健康を守りましょう。
■まとめ
睡眠不足は体に体内時計のリズムを狂わせ、自律神経の乱れを引き起こします。
歯周病を予防するためにも、日常的な生活習慣を見直し、しっかりと睡眠をとるよう心がけましょう。