ストレスの多い人ほど虫歯や歯周病になりやすい?!

現代生活にはストレスがつきもの。
ストレスが原因で胃腸炎になった、円形脱毛が出来てしまったなどというのはよく聞く話です。
では、ストレスが多い人ほど、虫歯や歯周病のリスクが大きくなることはご存じですか?
今回は、ストレスと虫歯、歯周病との関係をお伝えします。

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■ストレスで唾液が減る?!

人は、リラックスをしている時は副交感神経が働き、緊張時やストレスを感じている時は交感神経が働いています。
通常は、交感神経と副交感神経がバランス良く働き、体のバランスも維持しています。
しかし、ストレスが重なったり、続いたりすることで交感神経が優位になり体のバランスが崩れてしまいます。
その弊害の一つが唾液の分泌の減少です。
唾液が減ってしまうとお口の中が乾燥してしまいます。
試験の前や、大事な会議の前など、緊張した際に口の中がカラカラに乾いてしまったなんて経験ありませんか?
これも交感神経が優位になり、唾液が減ってしまった結果なのです。

■唾液の作用

唾液には、お口の中を綺麗に保つ作用、またお口の中のPHを下げ中性にする働きがあります。
食べ物を食べるとお口の中のPHは酸性に傾き、歯が溶かされ虫歯になりやすい環境になってしまいます。
しかし、唾液が十分に分泌されていれば、お口の中は中性に戻ります。
そうすることで、溶かされた歯が徐々に元に戻り、歯は虫歯にならずにいるのです。

しかし、唾液が減少してしまうとどうでしょう。
お口の中が中性に戻ることができずに、歯が溶けだしてしまい虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
同様に、歯周病のリスクもグンと高くなります。

■歯周病と唾液の関係

歯周病は、歯と歯茎の境目についた細菌が歯茎に炎症を与え、さらには歯を支えている骨(歯槽骨)をも溶かしてしまう恐ろしい病気です。
歯周病は、歯周病菌が原因で起こるものですが、唾液には、お口の中を中性にする作用に加えて菌を抑える抗菌作用も合わせ持っています。
そのため、唾液が減少し、お口の中が乾燥してしまうと歯周病になるリスクが高くなってしまうのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?
まずは、副交感神経を優位にするためにリラックスしましょう。
体を動かしたり、ストレッチすることも気分転換になって良いかもしれません。
それでもお口の乾燥が気になる方は、唾液線をマッサージしてみましょう。
唾液腺を刺激して、唾液分泌を促します。

また、水分をこまめにとったり、ガムや固いものをよく噛むことでも唾液が分泌されますので、ぜひ試してみて下さい。

そしてもちろん、虫歯や歯周病の予防には口腔ケアが必要不可欠です。
いつにも増して丁寧に歯磨きをすることを心がけましょう。

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■まとめ

いかがでしたか?ストレスと虫歯、歯周病との関係がおわかりいただけましたか?
ストレスを持たないように!なんて言っても難しいでしょうが、できるだけ頑張りすぎず、肩の力を抜いてリラックスをするよう心がけましょう。
また、定期的な歯科受診もお口の健康を守るためにとても大切です。
歯医者さんに最近行っていないなという方は、メンテナンスに足を運んでみて下さいね。

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