歯茎が腫れたらどうする?すぐ歯医者さんに行けないときの応急処置法

歯茎が腫れて痛いけれど、忙しくて歯医者さんに行く時間がないときや、夜間・休日ですぐ受診できないときもありますよね。
そんなときはどうしたらよいのでしょう?
歯茎の腫れの原因や、自分でできる応急処置法をご紹介します。

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■腫れの原因は?すぐに受診するべき!?

以下のように、歯茎が腫れる原因は実にさまざまです。

<歯茎の腫れの主な原因>

  • 疲れや睡眠不足、ストレス
  • 間違ったブラッシング
  • 親知らず
  • 歯周病(歯肉炎・歯周炎)
  • 虫歯(根尖性歯周炎)
  • 歯根骨折
  • 被せ物の不具合
  • 高血圧の薬の副作用

疲れているとき、睡眠不足のときなどに歯茎が腫れるというのは、よくありますよね。
抵抗力が落ちているときは、口内の悪玉菌が繁殖して炎症を起こしやすくなります。
痛みがなく、歯もグラグラしない場合はそれほど心配することはありません。
十分な睡眠や休養、バランスのよい食事を心がけ、適切なブラッシングをして様子を見ましょう。

すぐに受診する必要があるのは、腫れや痛みがひどい場合や、歯茎を押すと膿が出る場合などです。

歯茎にぶよぶよした小さなふくらみができていませんか?
痛みはなくても、膿が詰まっているとすれば早急な手当が必要です。
一時的に腫れがおさまったとしても、歯茎がふくらみ過ぎて潰れているだけ。
ふくらんだり治ったりを繰り返しながら、どんどん悪化していきます。

また、歯が浮くような痛み、ガマンできないほどひどい痛みがある場合、「根尖性歯周炎」の可能性があります。
虫歯が進行して歯の根のまわりに膿がたまり、感染が歯槽骨(顎の骨)にまで達すると、骨がどんどん溶けていきます。
痛みがない場合も多いのですが、疲れがたまったときなどに急速に感染が拡大し、激しい痛みが発生する場合があります。

治療済の歯が腫れたり、口臭がひどく、出血や酸っぱい味がするような場合は、被せ物の中で虫歯が進行しているのかも。
歯の根っこが破折している可能性もあります。

いずれにせよ、歯茎が腫れて痛むとき、違和感を感じるときは、早急に受診しましょう。

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■自分でできる応急処置法は?

では、仕事や連休などでどうしてもすぐに受診できないときは、どうしたらいいのでしょう?

❶冷やす
腫れは炎症ですから、冷たいタオルや冷えピタなどで冷やすようにしましょう。
膿がたまっている場合は、放置すると悪化していくので、できるだけ早く受診しましょう。

❷痛み止めを飲む
最近は、医療機関で処方されるものに近い痛み止めが市販されています。
鎮痛剤の常用はおすすめできませんが、痛みで体力を消耗したり、食事ができずに栄養不足に陥るよりは、早めに痛み止めを飲むようにしましょう。

❸うがいをする
歯茎の腫れのほとんどは細菌感染によるものです。
口腔内に悪玉菌が大増殖している可能性がありますので、殺菌作用のあるデンタルリンスなどでよくうがいをしましょう。

❹やわらかい歯ブラシでブラッシング
軽い歯肉炎なら、毛先が細くてやわらかい歯ブラシでやさしくマッサージするようにブラッシングするだけで治ってしまう場合もあります。
出血したり、膿が出ている場合も、歯磨きを欠かさないようにしましょう。

強くゴシゴシ磨くことが原因で歯茎が腫れてしまうことも少なくありません。
この機会に正しいブラッシング法をマスターするようにしましょう。

■絶対やってはいけないことは?

歯茎が腫れているときは、血行をよくし過ぎないように注意しましょう。
お酒を飲んだり、ゆっくり入浴したりして血行がよくなると、腫れが悪化したり、よけいにズキズキ痛んでしまいます。

また、膿がたまっているからといって、歯茎を強く押したり、針で刺したりして無理に膿を出そうとするのはタブー。
傷口からさらに感染が拡大する可能性があります。

ともかく、冷やしたり、痛み止めを飲んだりして安静にし、できるだけ早く受診しましょう。

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■まとめ

歯茎の腫れは、「病原菌やトラブルと闘っているぞ」というサインです。
思わぬ病気が潜んでいたり、悪化する可能性もありますから、自己診断しないようにしましょう。
ハードワークや不規則な生活が続いている人は、この機会に生活を見直してみることも大切です。

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