歯科衛生士さんに質問!インプラントの価格差って、何の差?

インプラント治療は、自費治療です。
そのため、歯科医院によって価格が様々です。
中には「激安インプラント」と宣伝しているところもあり、その価格帯の幅はとても広いのです。
インプラントの上に被せる人工の歯の素材にもよりますが、インプラントの価格差とは、いったいどんな差なのでしょうか。

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■インプラント体本体の価格

インプラント本体の種類は海外メーカーを含めて100種類以上あり、そのうち日本国内で使用されているだけでも30種類くらいあります。
素材は人体に影響がなく、顎の骨と接合しやすいチタンまたはチタン合成のものがほとんどです。
人工の歯である上部構造の素材により差は出てきますが、診断料などを含めたインプラント1本当たりの価格の平均は30~40万前後が多いと言われています。
その中で激安特価などとうたわれているものもありますが、それなりの理由があるのです。まずは格安、激安インプラントについてです。

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■格安インプラントの危険性

「インプラント治療は高額なもの」と認識している中で、「激安インプラント」「1本10万以下」などという文字を見ると、やはり心が揺れ動くのではないでしょうか。

この格安インプラントの落とし穴は「国産」。
「国産」と聞くと、どこか安心感を覚えますが、国産品でも素材にチタン以外のものを混ぜてあるものがあります。
チタン以外の素材が混ざるとアレルギーなどトラブルの原因となるだけでなく、インプラントが割れたり抜け落ちることがあります。

インプラント治療に価格差はありますが、インプラントのメーカーでも随分差があります。高いものは全ていいとは限りませんが、激安インプラントには、やはり危険性が潜んでいるといえます。
最近では歯科医院のホームページで、使用するインプラントメーカーがよく明記されています。
きちんとメーカーが明記されていればほぼ安心ですが、メーカー名が表記されず「激安インプラント」「国産メーカーが格安」などといった広告には注意が必要です。

■被せ物の種類による価格差

インプラントは人工の根のため、その上に被せ物を装着します。
インプラントの被せ物のことを「上部構造」と呼びますが、その上部構造の素材により、価格が変わってきます。
これはインプラントに限らず差し歯も同じですが、材質により価格に差が出ます。
プラスチックのレジン、金属は価格が抑えられますが、セラミックやジルコニアは審美性が高いため、値段が高くなります。
またその他にセラミックとレジンを混ぜたハイブリッドがあります。
このように、上部構造によって価格も大きく差が出てきます。

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■インプラント手術に含まれる価格かどうか

そして、価格の中にインプラント治療に必要な検査代や手術代が含まれているかどうかが重要です。
例えばインプラント治療1本15万と40万では大きな差がありますが、果たして15万の中に諸費用が含まれていますか?
40万という価格設定は、インプラント治療に必要なCT撮影をはじめとした検査や手術台、また人工歯の費用まで含まれています。
しかしこの15万の中に全ての費用が含まれているとなると、スタッフの人件費や滅菌にかかる費用など、歯科医院側にとって大赤字です。
そうなるとインプラント体が粗悪なものである可能性があります。
また器具に関しても、滅菌がしっかりされておらず使い捨てのものでないなど衛生面に関しても、大きな疑問が残ります。
こういったことが大きな価格設定差といえるでしょう。
インプラント治療を受けることになったら担当医としっかり相談し、費用がいくらかかるのか、きちんと把握しておいてください。

■まとめ

このように、インプラントは自費治療のため価格差が非常に大きく、選ぶ基準がわかりにくいかもしれません。
インプラント治療を行う上でいちばん大切なことは、インプラントの実績や症例を数多くあげており、価格設定が明確にされている歯科医院を選ぶことが大切です。
安いからといって飛びつくと、あとから余分な費用を請求されたり、トラブルが起きてしまうこともありますから、インプラント治療を考えている方は、よく検討して下さい。

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