ハーバルセラピストさんに聞いた!歯周病によいハーブと活用法は?

歯周病は予防が大切です。
とはいえ、歯周病は感染症ですから、免疫力が低下しているときは、毎日歯磨きをしていても感染しやすくなってしまいます。
そこでオススメなのが、天然ハーブを用いたケアです。
今回は歯周病予防によいハーブとその活用法をご紹介しましょう。

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■どうして歯周病にハーブがいいの?

歯周病は、歯を支えている歯茎や骨などが、歯周病菌に感染して弱くなり、歯がぐらぐらとして、歯茎が腫れたり、最終的には歯が抜けてしまう感染症です。
また、糖尿病や認知症など、さまざまな全身の疾患との関連が指摘されています。

普段から口の中を清潔に保ち、歯科医の定期検診をきちんと受けて口腔ケアを行うことが非常に大切ですが、歯磨きをしていても、歯周病にかかることってありますよね。

市販の歯磨きの多くは化学合成物質を使用しているため殺菌力は強いのですが、同時にお口の中の善玉菌まで殺菌してしまい、口腔環境を悪化させてしまう可能性があります。
その点、天然の植物成分には優れた殺菌力があるだけでなく、免疫力を高めたり、身体の調子を整えたりする働きがあります。

定期的に歯科検診を受けることも大切ですが、ハーブの力を活用して、より効果的に歯周病を予防していきましょう。

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■歯周病を予防・改善するためのハーブ

歯周病に効果的なハーブとアロマには次のようなものがあります。

●ミルラ(没薬)
ミルラは、樹の皮層の分泌物が空気中で乾燥したゴム樹脂で、ハーブティーとしてではなく、チンキ剤(エタノールまたはエタノールと精製水に漬け込み、成分を抽出して使用した液剤)として使用するのが一般的です。
ミルラのチンキ剤は、収れん性と抗菌、炎症性があり、古くから口腔粘膜のトラブルなど歯科の領域に用いられてきました。

ミルラのチンキ剤5~10滴を水200mlで希釈して、マウスウォッシュやうがい薬として使います。

●ウイッチヘーゼル
北米の先住民が切り傷や湿疹、目の炎症、痔、虫刺されなどに外用で使っていたハーブです。
ドイツでは下痢や、歯肉炎・口内炎などの口腔粘膜の炎症、痔、静脈瘤、止血などに用いられます。
ウイッチヘーゼルの小枝を蒸留して作られたウイッチヘーゼルウォーターをマウスウォッシュやうがい薬として使います。

●ジャーマンカモモール
最もポピュラーなハーブの一つであるカモミールは、胃痛、胃潰瘍、生理痛、不眠、抗消炎作用、アレルギー症状の緩和、抗糖化作用など幅広い薬効があります。
口や歯茎の炎症を抑える効果もあるので、濃い目のハーブティーをマウスウォッシュやうがい薬として使用します。

●マッシュマロウ
粘液を含むハーブで、粘液が粘膜に潤いを与え保護します。
パウダー状にしたものを、ジャーマンカモミールのハーブティーに混ぜて使用することをおすすめします。

●カレンデュラ
損傷を受けた皮膚や粘膜を修復、保護します。また消炎・抗菌作用があり、濃い目のハーブティーでマウスウォッシュやうがい薬として使用します。

歯周病は、ハーブを活用しながら、歯科の定期的な検診や普段の正しい歯みがき、食習慣の改善によって、十分に歯周病の予防、改善ができます。是非実践することをおすすめします。

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