ターメリック(=ウコン)で歯が白くなる!?

カレーのスパイスとして知られるターメリックは、二日酔いに効く生薬として知られるウコンの英名。
健康食品として愛用している人も多いですよね。
このターメリックが歯を白くするという話をネット等でよく見かけますが、本当なんでしょうか?
噂の真相に迫ってみます!

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■歯周病菌の増殖を抑え、歯をツルツルに!

白いシャツにカレーが付いてしまい、黄色いシミになってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか?
この黄色い色は、ターメリックに含まれるクルクミンという色素成分の色。
歯も黄色くなってしまいそうですが、歯の美白に効くという噂は本当なんでしょうか?

結論から言うと、歯医者さんで行うようなホワイトニング効果は得られません。
なのに、どうして巷では歯を白くすると言われるようになったのでしょう?

実は、ターメリックの色素成分クルクミンはポリフェノールの一種で、非常に優れた抗酸化、抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用があることがわかっています。
最近では、大阪大学大学院歯学部研究科の泉井秀介先生がターメリックの色素成分であるクルクミンが、歯周病菌の増殖を抑制することという研究報告を、米国の学術誌に発表しています。

歯の着色汚れを分解する作用はなさそうですが、歯周病菌の増殖を抑えることで、歯をくすませる歯垢が定着しにくくなり、結果的にホワイトニングをサポートしてくれるのかもしれませんね。

また、ターメリックの細かい粒子が研磨剤のような働きをして、歯をツルツルにしてくれる可能性も十分にあります。

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■ターメリック歯磨きの作り方

ターメリックの粒子が研磨剤の働きをしてくれるとはいえ、そのまま歯ブラシにつけてゴシゴシこするのは危険。
というより、苦くてとても無理!
というわけで、ターメリックと同量以上のココナッツオイル(お好みで量を調整)、食用のペパーミントオイルを1滴たらしてペースト状にする、というのが一般的なターメリック歯磨きの作り方です。
※アロマテラピーで使用するペパーミントオイルは、お口に入れると強烈過ぎて危険。必ず食用を選ぶようにしましょう。

これで歯磨きした後は、しばらく放置するのがポイント。
実際に作って使用してみたところ、ココナッツオイルで溶くことで、味はかなりマイルドになっていますが、決して美味しいものではないので、苦手な人は苦手かも!
ただし、口をすすいだ後は驚くほどスッキリ・サッパリ!
やはり、残念ながら歯が白くなったようには見えませんでしたが、歯茎もキュッと引き締まった感じがします。
歯周病や口臭の予防が目的なら、けっこういけそう。
口臭が気になるときだけ、集中ケアに使用するのもいいかもしれませんね。

歯が黄色くならないか心配しましたが、5分くらい放置しても、口をすすげば黄色くはなりませんでした。
ただし、放置している間に洋服に付着すると、シミになってしまうので注意しましょう。

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■まとめ

ターメリックで歯を白くするのは、やはり難しそう。
ただし、歯周病予防効果は報告されているので、合成成分でお口のケアをしたくない人、身体にいい天然成分でケアしたい人は、試してみてもいいのではないでしょうか?

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