常備しておけば安心!お口によい天然ハーブ

ハーブは心と身体を本来の健康な状態に導いてくれる、天然の常備薬。
お口のケアにも便利です。
今回は、マウスウォッシュやうがい薬として使えるハーブや、急に歯が痛くなったけれどすぐに歯医者さんに行けない時に使えるハーブなど、常備しておくと便利なお口によいハーブをご紹介します。

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■マウスウォッシュやうがい薬として使えるハーブ

●ジャーマンカモミール
世界中で最も親しまれている万能ハーブです。
古代から様々な病気に使われ、中世の修道院の庭には必ず植えられていたそうです。
消化不良、胸やけ、鼓腸、下痢、胃炎などの消化器系の不調や、筋肉の緊張や不安感、外用として、湿疹など皮膚の炎症を鎮める作用や、口内炎による口の中のただれや痛みを緩和する効果があるとされています。
作用が穏やかなので、乳幼児にも安心して使用することができます。

マウスウォッシュとして使うなら、濃い目のハーブティーを。
約30秒間口の中に含めて吐き出しましょう。

●マシュマロウ
ヨーロッパの伝統医学で2000年にわたり使われてきました。
マシュマロウの粘液は、アラビノガラクタンなどの多糖類で、粘膜に潤いを与えて保護し、修復を促します。
ミルなどでパウダー状にしてジャーマンカモミールのティーに混ぜて使う事をおすすめします。

●ウイッチヘーゼル
北米の先住民は、切り傷や湿疹、眼の炎症、痔、虫刺されなど外用で使われてきました。
現在ドイツでは、下痢や歯肉炎、口内炎など口の中の粘膜の炎症に使われています。
ウイッチヘーゼルの小枝を蒸留して作られたウイッチヘーゼルウォーターをマウスウォッシュとして使用します。
使い方は、ハーブティーを約30秒間口の中に含ませて吐き出します。

●セージ
古代ギリシャ時代からメディカルハーブとして使われてきました。
強力な抗菌、抗真菌、抗酸化作用があります。
収れん作用もあり、歯肉炎や口内炎など粘膜の炎症に効果的です。

ハーブティーの他、ハーブチンキをつくって水に加えて使用することもできます。
約30秒間口の中に含ませて吐き出します。

※ハーブチンキ:ハーブをアルコールに漬けて成分を抽出したもの。チンキ、チンキ剤とも呼ばれます。

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■急に歯が痛くなった時のハーブ

●クローブ
クローブはインドネシアのモルッカ諸島原産の常緑小高木で、つぼみが緑から茶褐色になるとスパイシーな香りが漂います。
この香りは「歯医者さんの香り」と呼ばれ、オイゲノールを主成分として強力な殺菌作用と鎮痛作用を持ち、化器の不調や頭痛にも利用されます。

使用法として、ハーブティーを約30秒間口の中に含ませて吐き出します。
風味を良くするために、オレンジピールをブレンドすることをおすすめします。

■まとめ

今回のハーブは、マウスウォッシュとしてのみの使い方をご紹介しましたが、それぞれ用途によってさまざまな使い方がありますので、常備をしておくと大変便利ですね。
ただし、ハーブは予防や治療の補完として利用しましょう。
虫歯や歯周病などの口腔疾患がある場合は、病院で治療を受ける必要があります。
定期的に歯科検診を受け、虫歯や歯周病の疑いがある場合は、できるだけ早く歯科を受診しましょう。

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