空気を飲み込んじゃう!?女性がなりやすい「空気呑気症」とは?

「空気を飲み込んでしまって、ゲップが出る」「胸焼けする」ということはありませんか?
唾液を飲み込むとき、空気も一緒に飲み込んでしまい不快症状を引き起こすことを「空気呑気症」と呼びます。
女性に多いと言われていますが、今回はこの空気呑気症について具体的に見ていきます。

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■1.空気呑気症とは?

空気呑気症は、大量の空気を呑み込んでしまうことで胃や腸に空気が溜まり、ゲップやお腹の張りなどの症状が出ます。
また胸焼け、腹痛などを引き起こすこともあります。

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■2.空気呑気症の原因

人間は飲食の際に、少量の空気を飲み込んでいます。
この程度なら心配は要りません。
ところが空気呑気症は、飲食のときだけでなく、普段の生活の中で無意識に空気を大量に飲み込んでしまい、さまざまな不快症状を引き起こします。

空気呑気症の原因としていちばん高い割合を占めるのが「ストレス」です。
緊張感や不安な場面に遭遇したときに、唾液をゴクッと飲み込んでしまうことがあるでしょう。
実はそのときに空気も一緒に飲み込んでしまっているのです。
ストレスが慢性化することで、内臓に送り込まれる空気の量が多くなり、ゲップなどになって出てしまいます。
ゲップして食べたものや胃液が逆流することで、胸焼けの症状が起きることもあります。

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■3.歯の噛みしめが原因になる場合も

圧倒的にストレスが原因で起きる空気呑気症ですが、実は「歯の噛みしめ」も空気を飲み込む原因と言われています。
これは一体なぜでしょうか。

・噛みしめることで、舌の位置が変わる
本来なら、唇を閉じていても歯と歯の間には数ミリの隙間が空いています。
しかし日常生活において、無意識にそして慢性的な噛みしめの癖がある場合、唾液と一緒に空気を飲み込むことが多くなってしまいます。
これは、噛みしめることで舌の位置が上顎に付き、唾液が流れやすくなるためです。

・日常生活において、知らずに噛みしめることが多くなる
例えば日常生活において、仕事やスポーツなどで緊張すると、無意識に奥歯を噛みしめています。
また重い荷物を運ぶときなど、一瞬の力が必要な場面でも、グッと奥歯を噛みしめます。
その他姿勢も関係します。
パソコンやスマートフォン、ゲームや読書をするときなどは、少し背中が丸くなってうつむき加減になりますが、この姿勢は軽く歯の噛みしめてしまうため舌の位置が上顎に付いてしまいます。
この姿勢は実は唾液が流れ込みやすい状態を引き起こします。
その結果空気も一緒に飲み込んでしまうことに繋がるのです。
この状態を「噛みしめ呑気症群」と呼びます。

このように、日常的な動作や習慣が奥歯の噛みしめに繋がり、空気をたくさん飲み込んでしまう原因になると言われています。
どちらかと言うと、男性よりも女性のほうが空気呑気症になる人が多いようです。

早い方で20代から発症していると言われていますが、妊娠中のホルモンバランスの崩れや更年期による影響も指摘されています。

また噛みしめは歯周病、知覚過敏、虫歯、歯並びの乱れ、顎関節症など、お口のトラブルにも様々な悪影響を及ぼします。

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4.ストレスを溜めずに日常生活を送りましょう

このように、空気呑気症は日常の習慣により発症してしまいます。
ストレスを溜めない、噛みしめないなどの改善策が必要です。
胃腸に負担をかけない食生活、姿勢の改善といった日常生活の過ごし方に気をつけてみましょう。
また、どうしても噛みしめてしまう場合は、歯科医院でマウスピースを作製してもらうなどの対処をするとよいかもしれません。

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