大人と子供の虫歯は違う!? なかなか痛くならない「大人虫歯」に注意!

子供の虫歯は以前に比べればかなり減っています。
それでも、先進国の中では日本は「虫歯大国」。大人の虫歯が減る気配はいっこうにありません。
実は、子供と大人では、同じ虫歯でも発症や進行の仕方が異なるのです。
今回は、大人虫歯の特徴について、ご紹介します!

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■成長するに従って、虫歯ができやすい場所が変わっていく!?

虫歯は、口のなかの細菌が、糖質をエサにして酸をつくり、歯のエナメル質を溶かしていく病気です。
そのため、歯垢ができやすい場所、つまり、歯と歯の間や奥歯、歯と歯茎の境目など、歯ブラシが行き届きにくい場所にできやすくなります。
ただし、虫歯ができやすい場所は、年齢によってかなり異なります。

たとえば、まだ乳歯が生え揃っていない子供の場合、まだ本格的な歯磨きトレーニングが始まっていないため、咬む面の溝やシワから虫歯になりやすい傾向があります。

やがて、歯がはえそろって数年経つと、今度は、歯と歯の接点の虫歯が増えてきます。

そして、20歳代の後半頃から目立ってくるのが、歯と歯肉の境目にできる虫歯です。
これは、成人するとともに、歯周ポケットが深くなっていくためと考えられています。

歯周ポケットが深くなると、そこが細菌の棲み家になり、歯垢がたまりやすくなります。
また、かみ合わせの悪さ、歯ブラシの誤った使用方法などで、歯周ポケットにますます歯垢がたまりやすくなり、虫歯になりやすくなります。

さて、壮年から老年になると、歯肉が退縮しはじめ、露出した歯の根の表面にできる虫歯が増えてきます。
歯と歯の間の隙間も大きくなるため、歯を一周するエリマキ状の虫歯や、広い面積が、浅い虫歯になりやすいのも大きな特徴です。

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■子供と大人では、進行スピードも違う!?

また、子供の虫歯は進行が早く、歯の質がすぐ酸で溶けて軟らかくなるわりには、色があまり変色しません。
逆に、大人の虫歯はゆっくりと年単位で進行し、茶褐色や黒い色に変色するわりには、歯の質があまり軟らかくならない、といった特徴があります。

つまり、子供は「小さく深く、急激に」虫歯になり、大人は「広く浅く、ゆっくりと」虫歯になっていくわけです。

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■大人の虫歯は、痛くなってから歯医者さんに行くのでは遅い!?

子供の虫歯は、「小さく深く、急激に」進んでいくため、神経に達しやすく、比較的早い段階で痛みを感じます。
ところが、大人は「広く浅く、ゆっくりと」進むため、なかなか痛みを感じにくいという特徴があります。

だからといって、放置しておいていいのか?というのが問題です。
そのまま経過を見る、という選択肢もあるのですが、虫歯部分が変色したままで放置すると見た目がよくありません。
また、痛くなるまで放置すると、削る範囲が大きくなってしまう可能性もあります。

後悔しないため、納得のいく選択をするためにも、削る削らないは別として、定期的に歯医者さんに診てもらい、相談するようにしましょう。

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■まとめ

虫歯は早期発見・早期治療が原則ですが、大人と子供では、虫歯が発生する場所も、進行の仕方も異なります。
その点をよく理解して、病院で定期健診をしつつ、虫歯を予防・治療していきましょう。

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