イソジンは歯周病が原因の口臭には効果がありません!

口臭を何とかしたいと思っている方は、多いですよね。
特に接客業の方や、会社で多くの方と接する機会の多い方。

また女性は特にお喋りが好きなので、出かけた先で誰かに会ってつい立ち話など、どこで誰とばったり会うかわかりません。

でもそんな時に限って、家族に指摘された口臭がひどかったらせっかく楽しい話があっても、そそくさと避けてしまいたくなります。
それが原因で、人付き合いが疎遠になってしまったら嫌ですよね。

そんな時、今雑誌でも話題の「口臭に効き目がある」というイソジンの新しい使い方を試してみたという方はかなりいるかもしれません。

でも、本当にイソジンは口臭に効き目があるのでしょうか?
思ったより効いていない?という方もいるのではないでしょうか。

そのように思い当たるあなたは、もしかすると歯周病であるかもしれません。
今回は口臭とイソジンとの関係についてご紹介します。

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■イソジンの効果は?

イソジンの効果は薬の説明書に書いてあります。

まずうがいですね。
イソジンはカバの親子が仲良くうがいをするCMが印象に強く残っています。
うがいで殺菌・消毒の効果があるので、喉のばい菌に作用します。
もう一つの効果が口臭の除去です。
様々な細菌や真菌、ウイルスにも殺菌、消毒の効果があるとうたっています。

■効果のある口臭は?

イソジンの殺菌効果が望める口臭は、原因が限られています。
主に、菌の繁殖が原因の口臭です。
それは歯や舌についた雑菌が、繁殖したために起こる口臭です。
こうした原因から生じる口臭では、舌苔(舌の上にできる苔のようなもの)もひどくなります。
舌苔は体調不良やストレスが原因でもひどくなります。

歯茎のポケットが深い時や、虫歯がある時。どちらも菌が入り込んでいますので、液体のイソジンでお口をゆすぐとその隙間まで入り込んで、雑菌を洗い流してくれます。

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■歯周病とイソジン

では歯周病に効かないとはどうゆうことでしょう。

そもそも歯周病は歯茎の病気です。
歯茎の表面ではなく、歯茎の内部の疾患です。
イソジンは、表面についた菌に効きますが歯茎の内部までは届きません。

虫歯は歯の表面が細菌により溶けることで起こるので、イソジンが届きます。
また舌苔も舌の表面上の菌を殺菌するので、菌が激減します。

どちらも表面についた細菌や雑菌を、うがいによって洗い流してくれるのでそれらが原因の口臭には効果が見られます。

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■すっきりした口臭にするために

残念ながら、いくら殺菌力に優れたイソジンでも、歯周病にはかないません。
そのために毎日のお口のケアは欠かせません。
虫歯にならないように、まず食べた後に歯磨きをする。
これは阿吽のように鉄板です。

食べなければ虫歯にならない、そんなことはありません。
人間の口の中には、もともと何種類もの雑菌が住んでいるのです。
その菌を増やさないために、一日三食時間を決めて食事をとります。
すると唾液が出るので、ある程度口の中をきれいにしてくれます。

ですが歯と歯の隙間の食べかすは、取りきることができません。
なので歯磨きで隙間や歯茎のマッサージ、ポケットの掃除まできちんと行います。

まずはこの第一段階を丁寧にしないと、虫歯や歯槽膿漏になって歯茎の病気になってしまいます。
次に歯医者さんへ行き、フッ素などを塗布して歯をコーティングしてもらいます。その時に歯茎も健康診断してもらいます。
口臭予防も、お口のメンテナンスも御自身にあった方法で行いましょう。

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