私が歯周病になってから口の健康への意識が変わるまで<体験談>

私は子供の頃から虫歯が多く歯医者さんには虫歯治療のために頻繁に通っていました。
なのでつい最近まで歯医者さん=歯が痛くなったら行くところ、という認識でいたのですが、それが間違いであることを思い知らされました。

出産後、なかなか自分の時間が持てず毎日の歯磨きですらおざなりになっていた頃のことです。
歯磨きが終わって口をすすいだ時に出血しているようになりました。
しかし特に気にすることもなくそのまま数年を過ごすうちに、だんだんと出血の量は増えていき、ついには歯磨き粉が血の味がするまでになってしまいました。
それでも私は歯医者さんへ行く気になれませんでした。
子供の頃の治療から、私は歯科に苦手意識を持ってしまっていたためです。

その後、詰め物が取れてしまったのがきっかけでついに受診することになったのですが、案の定先生からは歯周病の初期段階ですよとの診断をいただきました。
まずは歯石を取ることから治療は始まったのですが、ずっと放置していた歯石は歯茎の奥までしっかり張り付き、痛みも時間も相当なものになりました。
歯科衛生士さんから歯磨き指導をしていただき、私は思い切って少々高額でしたが歯医者さんもおすすめしていた
ソニッケアーの電動歯ブラシを購入し、最初はくすぐったくて使いにくかったですが毎日丁寧に歯磨きとマッサージ、
糸ようじなどをすることで出血もなくなり、先生からも歯茎が引き締まってきたと言われるようになりました。

現在私は子供と一緒に年に4回ほど定期検診に通っています。
虫歯も歯周病も、予防することと毎日の心がけが大切ということ、また歯周病という病気のことをまだ早い段階でしっかり学ぶきっかけになったのは良かったと思います。

(ゆき 女 36歳)

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