口臭対策はどこまでも続く<体験談>

私にとって口臭対策は、ライフワークです。
数年前から、口が渇くな、と思っていました。それと同時に口臭が気になるように。
実際、その頃夫に「ちょっと口が臭うよ」と言われるようになっていました。
仕事柄、人とよく会い話をするので、とにかく口を渇かすまいとこまめにお茶を飲み、
ガムを噛んだり、ガムがダメなときはミントタブレットで凌いでいました。

2年程それで過ごしていたのですが、ある時体調を崩して血液検査を受けた際、
お医者さんから「唾液少ないかも知れないから検査しよう」という提案が。

口は乾くと思っていましたが、「唾液が少ない」という言葉には全くピンと来ませんでした。
検査の結果、シェーグレン症候群という病気だと言われました。
涙や唾液が少なくなる症状が出るそうで、私は唾液が少ないとのこと。
酷くなると人口唾液やジェル状の塗り薬が必要なのだとか。

唾液が少ないことで、口臭が出たり合併症を起こしやすくなると説明を受けました。
原因はよくわからなくて、一生のお付き合いだとも。
ショックを受けたというより、腑に落ちた、またはホッとした、という感じでした。
病気なんだったら口臭があっても仕方ないですものね。

先生からは、唾液を出すためにガムを噛んだり、口を渇かさないよう水分をとりなさいと指導を受けました。
今までの自分の対応は合っていたようなので、生活に大きな変化はありませんでしたが、ガムが噛めないという状況は少し緩和することが出来ました。
今までは商談の際など絶対にガムを噛むまいとしていたのですが、病名が付いたことで、相手にガムを噛む断りを入れられるようになったのです。

ある程度関係が築けている方限定ですし、プレゼンの時などはミントタブレットで凌ぎますが。
口臭対策はずっと続いていきますが、大変な治療をする訳でも無いですし、病気なのだと分かったことで納得できてよかったと思っています。

ICHI 女 36歳

トップへ戻る